近年、頻発する地震、火山の噴火、地球温暖化や気候変動により強大化する台風、干ばつ、増大する集中豪雨、さらには広域に被害をもたらす感染症など、さまざまな災害に直面する可能性があります。
災害が発生した時に、一番大切なことは自分の「命を守りぬくこと」です。
災害による被害を大きくするのも小さくするのも、私たち一人ひとりの認識や備えにかかっています。まず災害について知り、そしてするべきことを考えていきましょう。
災害のきづき ~体験者から学ぶこと~
私たちは「自分が災害に遭うことはないだろう」と考えがちです。しかし、近年思いもよらないところで多くの災害が発生しています。災害は決して他人事ではありません。ここに集めた体験談を参考にしてください。
- いつもの町内放送でほっと安心
市内でも珍しいと思うのですが、うちの町内には町内放送があります。前震の後、すぐに自治会長さんが「町内の皆さん、ゆっくりでいいから公民館に来てください」と放送してくれたのです。
いつもの聞き慣れた声で放…