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竜巻・集中豪雨の被害

竜巻・集中豪雨によって起きる被害

竜巻の被害

竜巻による被害の特徴は、短時間で帯状の範囲に大きな被害をもたらし、建物が倒壊したり車がひっくり返るほどの威力を持っている点です。人が風に飛ばされるだけではなく、いろいろなものが飛んでくる可能性があります。

強風による被害

竜巻は、建物や施設、樹木や農作物などを倒したり壊したりする可能性があります。また、看板や瓦、壊れた建物の一部などが強風に飛ばされ、それらに当たってけがをする場合もあります。さらに、自動車や列車などを横転させるほどの威力を持つ場合もあるので注意が必要です。

交通障害

また、送電線が切断されたり、信号機が破壊されたりすることで、長時間の停電や交通障害が発生することもあります。

2012年5月6日発生の例

2012年5月6日、午後0時45分ごろ、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生。1人死亡、40人以上がけがををするという、大きな被害を受けました。

その日は、東日本上空に強い寒気がある一方で、南から暖かい空気が流れ込み、上空と地上の気温差が40℃になっていました。そのため、強い上昇気流が発生し、発達した積乱雲が複数でき、竜巻を発生させた可能性があります。

2015年9月1日発生の例

竜巻や突風は陸上でのみ起きるものではありません。

2015年9月1日未明、対馬沖にて漁船6隻の転覆事故が発生し、乗組員の方が海に投げ出されるなどの被害が発生しました。

転覆した漁船からは「突風により海水が船に入った」という無線があり、また、非常に不安定だった周囲の天候から竜巻・突風が事故の一因であったとされています。

2014年8月の広島豪雨災害の例

2014年8月19日夜から20日明け方に広島市安佐南区から安佐北区にかけて集中豪雨が発生。3時間降水量が200mmを超える局地的豪雨をもたらし、同時多発的に大規模な土石流が発生しました。土石流は急傾斜地に立地する住宅地を襲い、土石流災害としては過去30年間の日本で最多となる死者74名を含む甚大な災害を発生させました。

  • 土木学会「平成26年8月広島豪雨災害調査報告書」より

集中豪雨の被害

発達した積乱雲は、「急激な強い雨」「雷」「ひょう」「竜巻」などの現象を引き起こします。降った雨は低い場所へと一気に流れ込み、総雨量が少なくても、わずかな時間で大きな被害が発生する可能性があります。

川の増水で中州に

急激な増水によって川の水位があがり、歩いて渡れていたはずの中州に取り残されてしまうことがあります。

地下街や地下鉄

地下街や地下鉄の駅に大量の雨水が流れ込むことがあります。雨量によっては、避難が困難になる可能性もあります。

アンダーパス(立体交差で掘り下げ式になっている道路)

道路や線路下のアンダーパスに侵入した車が動かなくなることもあります。水圧で車のドアが開かなくなる被害も発生しています。

マンホール転落

地下道やマンホールに流れ込んだ水の勢いによりふたが開放。濁った雨水で路面が見えずに落下してしまう恐れもあります。

地下室に閉じ込められる

地下室の外部に溜まった雨水の圧力によって、地下室のドアが開かなくなって、閉じ込められてしまうケースもあります。

落雷

グラウンド、平地、山頂など、周囲が開けた場所では、直接人に落雷することがあります。また、落雷した樹木などから、そばにいる人へ雷が飛び移ることもあります。
送電施設に落雷した場合、広範囲で停電が発生する可能性があります。

ひょう

風雨とともに降ることがあるひょうは、激しい落下の衝撃によって農作物や建物、自動車などに害を与えます。通常、直径2~5cm程度のひょうが多いのですが、まれに10cmを越える大きなひょうが降ることもあります。

2008年7月28日 兵庫の例

2008年7月28日、局地的な豪雨によって兵庫県神戸市灘区の都賀川が急激に増水。河川内の親水公園で水遊びをしていた子どもたちが流され、そのうち5人が亡くなるという大きな災害が発生しました。

受付の多い事故形態

竜巻・集中豪雨の後に、弊社にご連絡をいただく事故受付の例です。ご注意ください。

  • 風にのった飛来物の衝突
  • 強風による瓦のずれ、ずれた箇所からの雨漏り
  • 強風による樋(とい)の変形
  • 屋外設備装置、付属建物(車庫・物置)の転倒
  • 浸水
  • 土砂崩れによる家屋の倒壊、破損、汚損
  • 給排水管の詰まりによる逆流

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