イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/秋田県
一般社団法人 あきた地球環境会
摘んで 学んで 召し上がれ!~沼の宝石「じゅんさい」摘み取り体験~ 第2回

イベント名:
摘んで 学んで 召し上がれ!~沼の宝石「じゅんさい」摘み取り体験~ 第2回
メッセージ:
絶滅危惧種となる貴重な食材「じゅんさい」。小船に乗って親子でじゅんさいについて学び、手摘み体験を楽しみます。
開催日時:
2017年7月8日(土)9:00~13:00

活動内容

開会式の後、伏流水の恵みや多様な生物が生息するきれいな水質など、じゅんさいを育む三種町の豊かな自然環境や、天然じゅんさいが絶滅危惧種となった理由について学び、私たちにできる環境保全活動について考えました。続いて、親子で小舟に乗って摘み取り体験!バランスを取りながら前かがみになって、水中をじっくり覗き「あった、あった!」と声を出しながら新芽を一つひとつ手で摘み取りました。摘み取ったじゅんさいは一人ずつ計量し、自ら摘んだじゅんさいがお土産となり、皆さん大満足!最後に志戸田園のじゅんさいを使ったじゅんさい鍋を味わい、じゅんさい尽くしの一日となりました。家に帰ってもじゅんさいを楽しめるよう、講師からじゅんさいの調理方法や、鍋に使った地元の食材(軍鶏や山菜のミズ)などの紹介もあり、参加者の皆さんに最後まで興味を持って活動いただきました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
39人
うち子どもの人数:
18人

参加者の声

【子ども】

【大人】

イベントを振り返って 主催団体より一言

【子どもたちの様子】
地方特産にもかかわらず、じゅんさいに触れたり食べたりする機会がない子どもが極めて多く、イベントへの参加を通じて地元を知り、楽しむ貴重な経験となったようです。また、様々な植物や生きものを間近で見ながら活動することで、自然と触れ合う有意義な学びの場となり、自ら講師に質問をする子どももいました。この活動を通じて、自然と人間との関わり、自然の恩恵を受けて生物の多様性が成り立っていることを学んだようです。

【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
初回後すぐに連携団体と改善点など共有して2回目の実施準備を行ったため、的確な時間配分やスタッフ連携、漏れのない伝達など、よりスムーズかつ安全に行うことができました。今回も三種町から子ども用ライフジャケットの貸出やパンフレット提供をいただいたほか、講師を担当した団体からは、じゅんさいに限らず、地元に生息する多くの植物や生きもののお話、自然環境保全の大切さを伝えていただき、子どものみならず大人へも環境に関する意識の醸成が強く図られたことがアンケート結果から感じ取れました。また、東京海上日動から多くのボランティアスタッフに参加いただき、安心・安全に活動することができました。

【その他】
アンケート結果では、初回に引き続き、参加者の満足度も高く、学びも多かったことから、今後も継続して講座を実施したいと考えています。


イベント概要

イベント内容

(1)じゅんさい沼のルーツ:白神産地からの恵み等、豊かな自然環境の仕組みについてのお話
(2)じゅんさい摘み取り体験:小舟に乗って手摘みする昔ながらの収穫方法を体験
(3)じゅんさいを味わう:摘んだじゅんさいを使った郷土料理を学び、味わう

開催場所

開催場所:
里山志戸田農園(秋田県山本郡三種町)
集合場所:
三種町山本総合支所(秋田県山本郡三種町豊岡金田森沢1-2)

実施団体

主催:
一般社団法人 あきた地球環境会議
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
田舎ぐらし大学みたね 東北環境パートナーシップオフィス
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省