イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/千葉県
市原米沢の森を考える会
コメの収穫体験

イベント名:
コメの収穫体験
メッセージ:
日本の文化「コメ作り」の体験として5月に田植えをしました。今はたわわに実った穂が黄金色に輝き収穫の時を迎えました。機械ではなく、手刈りと稲架掛け・脱穀など昔ながらの収穫を体験してみませんか?
開催日時:
2014年9月6日(土)9:00~15:00

活動内容

稲刈り日和の天候の中、家族連れと学童保育の子どもたちに加え、いつもより元気な稲刈り姿のお年寄りの方々が参加して、にぎやかな開会となりました。3年前まで耕作放棄地であった谷津田に米づくりを復活したことで、日本赤ガエルやザリガニやカメ等多くの生きものを見ることができ、子どもたちは大喜び!開会式で講師から「長年米づくりをしていても年ごとに違いがあり農業はいつも勉強である。米づくりは天候に左右され収穫に大きく影響する。」とのお話があり、鎌の持ち方、使い方の指導を受けました。参加した親子がこれまで経験したことがない刈り取り作業で戸惑っていると、お年寄りの方が自分の孫に教えるように、稲株の持ち方や鎌の使い方を何回も優しく教えてくださり、その光景は次代を担う若い親にも大きな収穫となったようでした。春の田植えと今回の稲刈り体験に参加いただいた講師や経験豊富な地元のお年寄りの方々から、米づくりや稲刈りの文化を学ぶことができました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
32人
うち子どもの人数:
9人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

何年も人の手が入らず荒れていた里山や谷津田の整備保全をすることからはじめて11年が経ち、やっと休耕田を耕して米づくりを復活することができ、水源の確保や多様性生物の再生という結果に結びつきました。また、米づくりの機械化により忘れかけていた人と人の絆や米づくりの文化が、地元のお年寄りを交え、一枚の田んぼに三世代の人々が集まって作業することで、高齢者の講師や指導者の豊富な稲刈り知識と技能を子どもや孫へと伝えることができました。子ども連れの親が子どもと一緒に手ほどきを受け「上手に刈れたね」と見守るおばあちゃんやおじいちゃんの笑顔が最高の体験活動でした。「地域の人々と交流ができて学ぶことが多かった」と参加者のアンケートにもあったように、幅広い年齢層の参加でみんなが元気になりました。


イベント概要

イベント内容

5月に田植えをした田んぼで一連の収穫作業を行います。
・切り出した竹で稲架をつくります。【8月30日(土)】
・手で稲を刈り、束ねて稲架に掛けます。【9月6日(土)】
・稲架から稲をおろし、脱穀機による脱穀を体験します。脱穀したわらを積んで稲わらボッチをつくります。【9月13日(土)】

※ メインイベントは9月6日(土)の稲刈りですが、前後の収穫作業にもぜひご参加ください!

開催場所と集合場所

開催場所:
市原市米沢羽賀池の谷津田
集合場所:
羽賀池第一駐車場 ※ 詳細は主催団体へお問い合わせください。
「お車の方」国道297号線「米沢」の交差点を笠森方面へ。市原市消防局南総消防署横を左折 (案内ののぼりを立てておきます)。
「列車の方」小湊鉄道五井駅発8:21上総牛久駅着8:49のみ上総牛久駅まで迎えに行きます(要:お申し込み)。

実施団体

主催:
市原米沢の森を考える会
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
関東環境パートナーシップオフィス
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省