イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/新潟県
特定非営利活動法人 ねっとわーく福島潟
福島潟自然保護プロジェクト「オオヒシクイからのたより」

イベント名:
福島潟自然保護プロジェクト「オオヒシクイからのたより」
メッセージ:
こんにちは! オオヒシクイです!ボクたち、とっても珍しい渡り鳥で、すごく怖がりなんだ。みんなにもっとボクたちのことや福島潟のことを知ってもらいたいな!ボクたちが大好きな福島潟をみんなも大切にしてくれると嬉しいな!福島潟で待ってるね~!
開催日時:
2015年2月1日(日)10:30~16:00

活動内容

当日は開会式から和やかな雰囲気でスタート。水の駅「ビュー福島潟」6階展望ホールでレンジャーから福島潟や水辺の大切さ、おもしろさのレクチャーを受け、潟の散策へ出発しました。雪が薄く一面に広がる園地を抜け、潟べりの園路にでるとオオヒシクイの食べものの一つであるヒシの実を発見!オオヒシクイの「糞をふんじゃった!」などびっくりの声もあがりました。途中は鳥の巣やイラガの繭を見つけての探検気分。学習園の水辺に雪が降り始め、まもなく吹雪になりましたが、無事休憩施設の潟来亭へ到着。そこで大人も子どもも餅つき体験をすることができました。ビューに戻っての昼食はガンモドキ(雁擬き)入り豚汁とヒシごはんというメニュー、初めてヒシの実を食べた人も多かったのですが、手作りの美味しいごはんに子どもたちもたくさん「おかわり!」。昼食後は全員で記念撮影を行い、午後のオオヒシクイの学習では紙芝居にみんなが集中しました。その後バスに乗り込みいよいよオオヒシクイ探しに出発!吹雪の田んぼの中でオオヒシクイの家族を発見し、「あっ!生きている!」といった歓声があがりました。充実の観察バスツアーを終え、ビューに戻って最後は福島潟で集めたヒシの実や木の実などを使った工作をしました。「福島潟めぐみの会」の方にアドバイスをしてもらいながら、世界で一つだけのオリジナル作品づくり。個性いっぱいのアート作品ができあがりました。おまけの上映会もビュー4階の映像展示室で開催。20人ほどの親子が潟内の生映像を見ながらお話を楽しみました。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
34人
うち子どもの人数:
19人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

今回のイベント参加によって冬の福島潟を初体験した子どもたちが多かったようでした。潟で冬を過ごす動植物を一緒に探し、潟の冷たい水に手を突っ込んだり、虫の繭や鳥の糞をじっと観察したりと、自然の中での子どもたちの存在をみることができました。春や夏の生きものがあふれる季節ではなく、寒くて雪に覆われた冬の福島潟の中を自ら体験する機会ができたことは環境教育的成果が得られたことと思います。一日ハードなスケジュールでしたが、参加していただいた皆さんが事故もなく終了することができました。また、今回のイベントでは多様な団体関係者の協力を得て実施したこと、役割分担などこれまでの関係をさらに深いものにできたことにより、今後の連携活動の下敷きとなりました。 「地域の自然環境は地域が主体的となって取り組んでいこう」とする意識を共有していくきっかけになりました。


イベント概要

イベント内容

活動1 福島潟って?~オオヒシクイがすむ福島潟を知る
活動2 潟端を歩いてみよう!~福島潟と雁晴れ舎
活動3 オオヒシクイって?~オオヒシクイと自然環境のお話案内
活動4 オオヒシクイ探検隊~バスに乗って田んぼにいるオオヒシクイ観察
活動5 簡単工作~福島潟とオオヒシクイにちなんだ簡単工作
活動6 おまけ~落雁観察~野外カメラの生映像

開催場所と集合場所

開催場所:
福島潟とその周辺
集合場所:
新潟市北区前新田乙493番地 水の駅「ビュー福島潟」 1階

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 ねっとわーく福島潟
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター 水の駅「ビュー福島潟」福島潟みらい連合
協力:
関東環境パートナーシップオフィス 特定非営利活動法人 新潟NPO協会
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 新潟市