Bangladeshバングラデシュはベンガル湾に形成されたデルタ地帯にある国です。頻繁に発生する洪水、サイクロン、竜巻による森林破壊、土壌劣化、侵食被害に悩まされています。

マングローブ植林活動レポート

植林したマングローブの様子

チョコリア・コックスバザール
ケオラ

チョコリア・コックスバザール
ケオラ

チョコリア・コックスバザール
ケオラ

モヘシカリ
バイン

モヘシカリ
バイン

モヘシカリ
バイン

バングラデシュでは、2011年度からNGOオイスカがマングローブ植林活動を進め、5年目となりました。バングラデシュでは避けることができないサイクロンの災害被害を減らす対策として、マングローブ植林が現地自治体やそこに住む方々から熱望されています。

マングローブ植林活動状況

2015年度は、バングラデシュ南東部コックスバザール県モヘシカリ郡の2地域で、マングローブの植林活動を行いました。
ドルガット地区では、バインを26.8ヘクタールに植えました。生育状況は順調で、活着率は約80%となっています。地方政府が育てたポット苗はモンスーンの時季をはずした乾期に行われるため、高波に洗われることなく活着率はさらに高いようです。
グアトリ地区では、ケオラ6.4ヘクタールに植えました。長雨による土砂が植林地に流れ込み、植えた苗の上部がわずかに見えるほどにまで堆積しました。生存率は約60%と見られますが、その後の生育状態はおおむね順調で、今後の成長が楽しみです。


ドルガット 2015年の植林地


グアトリ 土砂をかぶったものの、その後回復した2015年の植林地

植林地の様子

ドルガット地区では、マングローブ林が防風・防潮の効果を果たすことが期待されています。魚を獲るために、漁師が植林地に立ち入ったり、薪を作るためにマングローブの枝が切られたりしないよう、担当者が常駐して見回りを行っています。
グアトリ地区でも同様に、漁師やヤギ・ウシなどの家畜からマングローブを守るため、見回りを行いました。また、2015年10月から、2016年度用の苗を作るための種まき作業を行いました。2016年時点で、約8万本の苗が30~40cmに成長しています。


ドルガット 2013年の植林地。見回りのスタッフ


グアトリ 2016年度用の苗が順調に成長しています

今後の活動予定

2015年度も引き続き、ドルガット、グアトリの2地域で合計30ヘクタールの植林を行う予定です。