Philippineフィリピンは、農・工業、経済が発展する一方、熱帯林の減少や土壌、水質の汚染が問題となっています。

マングローブ植林活動レポート

巡回モニタリングだけでなく、ゴミや流木の除去もしてくれる地元住民の積極的な参加が、励みになっています。

マングローブ植林活動状況

公益財団法人オイスカが、ルソン島南部の北カマリネス州ホセ・パンガニバン地区で行っている、フィリピンの植林活動。地元のダヤガン村の住民のみなさんと協力しながら進めた第3期は、前年に計画の135ヘクタールに到達しました。そのため、2012年度は135,000本の補植のみ行いました。
補植の必要はあるものの、これまでに植林したヤエヤマヒルギは概ね順調に成長。生存率は約85%で、ダヤガン村の公式プロジェクト委員会メンバーが定期的に植林地を巡回し、モニタリング活動を実施しています。
心配なのが、周辺の村の住民が、植林地に侵入して違法な漁業行為をし、苗木にダメージを与える問題が時々起きること。こうした問題に対処しているのが、植林活動にも積極的に参加している、住民のみなさんの自発的な組織CAMADA(Camarines Norte Mangrove Development Association)です。CAMADAは、ダヤガン村の住民と共に巡回モニタリングをするだけでなく、苗木の成長を阻害するゴミや流木などの除去も行っています。


モニタリング活動の様子


2009年植林のマングローブ

地域との交流

ダヤガン村の住民やCAMADAのように、地元の方の積極的な参加や協力が、オイスカメンバーの励みとなっています。


きれいな花をつけたマングローブ


州事務所の専門家との面会

今後の活動予定

2013年度も、新規の植林はせず、補植、モニタリング、メンテナンス等にあてる計画です。
植林活動には、地域の公的機関との連携が不可欠です。2012年には、天然環境資源省 北カマリネス州事務所を訪問し、植林活動への協力を依頼しました。今後も、公的機関、CAMADAメンバー、ダヤガン村の住民のみなさんの協力を得ながら、植林活動を進める予定です。