Philippineフィリピンは、農・工業、経済が発展する一方、熱帯林の減少や土壌、水質の汚染が問題となっています。

マングローブ植林活動レポート

フィリピンでは、1999年よりNGOオイスカが中心となり、地元住民のグループCAMADAほかとともにマングローブ植林活動を実施しています。不法伐採などで劣化したマングローブ林の再生を目的としています。

マングローブ植林活動状況

2013年度は、引き続き、ルソン島南部の北カマリネス州ホセ・パンガニバン地区にある植林地にヤエヤマヒルギの苗を植えました。植林された苗の高さは平均およそ1メートルで非常に良く成長しています。商業用のエビ養殖池が放棄された跡地の干潟、または海沿いで植林を行っています。
また、この地域では、自然に生えたマヤプシキやヒルギダマシなどの樹種のマングローブをところどころに見ることが出来ます。


2013年に植林した苗


2009年のルソン島最初の植林地。
5年後の様子

地域との交流

この地域では、まだ住民たちのマングローブ保全などの環境問題に対する意識はあまり高くありませんが、今後に向けて明るい材料もあります。
マングローブの植林や、胎生種子を集める作業において雇用が生まれていること、住民のキーパーソンのひとりであるDaniloさんがご自分の経験からマングローブ林が台風の被害を軽減することを村人に伝えてくださっていることです。また、村の議会では、マングローブを切ることを禁止し、切った場合は罰することを定めた条例を施行し、植林地に伐採禁止の看板が設置されました。今後、住民のみなさんがマングローブを大切に守り、育てていくよう意識が変化することが期待されます。


マングローブ伐採禁止と罰則条例の看板

今後の活動予定

2014年度は、引き続きルソン島南部の北カマリネス州ホセ・パンガニバン地区で50ヘクタールの植林を行う予定です。