Philippineフィリピン・ルソン島は、そのほとんどが外洋に面していて巨大な波と高潮の影響を受けやすい地形であるため、植林活動は簡単ではありませんが、自然災害から人々とその生活を守る意味で重要なプロジェクトです。

マングローブ植林活動レポート

フィリピンでは、1999年よりNGOオイスカが中心となり、地元住民のグループCAMADAほかとともにマングローブ植林活動を実施しています。高潮などの自然災害から人々を守ることを目的としています。

マングローブ植林活動状況

2014年度は、前年に引き続き、ルソン島南部の北カマリネス州ホセ・パンガニバン地区で、50ヘクタールの植林地にヒルギ系樹種のマングローブを植林しました。そのうち約95%が根付き成長を続けています。植林後に何度も台風が通過しましたが、土壌のコンディションが非常に良く、マングローブの成長に適しているため、高い生存率を保持できているようです。
2014年度の植林には、植林地がある村だけではなく周辺の村も含めた121人の住民のみなさんが参加しました。


2014年度の植林作業の様子


2014年度の植林地。半年後の様子。何枚も葉をつけ元気に育っています

植林地の様子

今回植えたヒルギ系樹種は、タコ足のようにしっかりと根が張り巡らされるため、台風などの海面上昇にともなう強い波を抑える効果が期待できます。
また、地域住民のみなさんに向けて、マングローブの保全とその意義に関する研修会を行いました。こうした研修会の実施により、住民のみなさんの意識が高まりつつあります。


植林地のパトロールを行っている様子


マングローブガニ漁の様子

今後の活動予定

2015年度も引き続き、ホセ・パンガニバン地区で、50ヘクタールの植林を行う予定です。