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安全運転ほっとNEWS

2010年4月号

事故原因から学ぶ交通弱者に配慮した運転

今月のデータ 48.9%

2008年中の歩行者の死傷者数で、子供と高齢者の占める割合です。死者にいたっては高齢者が7割近くを占めています。

交通弱者である、子供や高齢者(*)の事故は、歩いているときや自転車に乗っているときに頻発します。冒頭の「今月のデータ」にもあるように、2008年の交通事故統計データによると、歩行者の死傷者数は、子供と高齢者で半数近くを占めています。そこで、本稿ではどのような場面で事故が頻発しているかをご紹介します。「子供や高齢者を交通事故から守るためには、どのような注意が必要か?」頻発している事故パターンを理解し、事故の防止に努めましょう。

(*)本稿では、子供を15歳以下、高齢者を65歳以上としています。

子供や高齢者の事故

子供の事故

子供の事故の中では、飛び出し事故が最多で、約34%を占めています (全体では約8%)。そのほか、路上遊戯中の事故、駐車車両の直前後及び走行車両の直前後横断中の事故が頻発しています。

高齢者の事故

高齢者の事故の中では、横断歩道外での横断が最多で、約10%を占めています (全体では約7%)。そのほか、走行車両の直前後横断中の事故が頻発しています。

図1:飛び出し起因の事故割合比較

図2:横断歩道外横断起因の事故割合比較

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子供や高齢者の行動特徴

子供

イラスト

  • 視野が狭い。周りを見ていない。予期しない動きをする。場所を選ばずに遊ぶ。
  • 小さいため見えづらい。狭い隙間等から不意に飛び出してくる。

高齢者

イラスト

  • 歩く速度が遅い。よろけることがある。目や耳の機能の衰えにより、危険に気付きにくい。
  • 車が来ても構わず横断することがある。相手が避けてくれると思い込んでいることがある。

では、子供や高齢者の行動特徴を表わした事故パターンにはどのようなものがあり、どのように防止すればよいのでしょうか?

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気をつけたい事故パターンと防止のポイント

一般道(1):子供・高齢者の歩行者や自転車に追突しないように気をつけよう!

イラスト

  • 歩行中の子供・高齢者は、後ろを十分に確認していないことがあります。
  • 自転車運転中の子供・高齢者は、後ろを確認しようとしてバランスをくずし、ふらついてしまうことがあります。

たとえ車道であっても、「車が優先」ではありません。歩行者・自転車が見えたら、「危険を感じさせない配慮」をしましょう。そのためには、スピードを落とすことが第一です。

一般道(2):横断する子供・高齢者の歩行者や自転車に接触しないように気をつけよう!

イラスト

  • 歩いて横断しようとしている子供・高齢者の動きは、発見しづらいことがあります。
  • 自転車運転中の子供・高齢者は、左右の安全確認をしないで斜めに横断することがあります。

歩行者・自転車が車の接近に気づかないケースが多くあります。
相手が気づいていることを前提とせず、「車(自分)に気づいていないかもしれない」と考えて運転しましょう。

交差点:車(運転者)は子供・高齢者の飛び出しに気をつけよう!

イラスト

  • 歩行中の子供・高齢者は、周囲を確認せずに飛び出すことがあります。
  • 自転車運転中の子供・高齢者は、一時停止しないでそのまま飛び出すことがあります。

通りなれた道では、「以前も大丈夫だったから」という気持ちで、いつの間にか安全確認を怠る場合があります。
常に確実に一時停止し、安全確認をしましょう。

知っておきたい豆知識1

図3: 子供の事故現場から自宅までの距離

子供の事故の約60.8%が自宅から500m以内の場所で発生しています (図3)。また、土日・祝日が多いのも特徴です。
高齢者は黒っぽい服装を好む傾向があります。また、加齢による身体機能の衰えから動きも遅く、特に夜間では車 (運転者) からの発見が遅れがちになります。

知っておきたい豆知識2

自転車運転中の死者数は、717人で、そのうち高齢者が65.0%を占めています。(図4左)
負傷者数は162,250人で、そのうち16-24歳 (21.2%) が最も多く、次いで子供が19.6%、高齢者が17.9%を占めています。(図4右)

図4: 自転車運転中死傷者数の割合

交通弱者への理解を深め、安全な運転をしましょう!

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