セルフスタンドでの給油

2012年8月号

セルフ式のガソリンスタンド(セルフスタンド)で給油したことはありますか?
一般財団法人日本エネルギー経済研究所石油情報センターの調査によると、1998年にセルフスタンドが登場してから13年後の2011年3月末には全国で8,499ヵ所と大幅に増え、全ガソリンスタンドの約22%を占めるまでになりました。今月は、セルフスタンドを安全に利用するために、どのような危険があるのかを知り、注意事項や給油する手順を確認してみましょう。

ガソリンに引火するおそれがあるものは火気だけでしょうか

ガソリンは引火しやすい上に、空気中に気体となって拡散する性質があるため、ガソリンスタンド内ではタバコはもちろんのこと火気類はすべて厳禁です。夏になるとエアコンをつけたまま給油しようとするドライバーをみかけますが、エンジンは火花を発生させることがあるので給油中は必ず切るようにしましょう。
では、ガソリンに引火するおそれがあるのは火気だけでしょうか。
人は車に乗っていると、シートと衣服が擦れて体に静電気を帯電します。総務省消防庁危険物保安室の報告書*によると、2001年1月から2005年12月末までの5年間にセルフスタンドで発生した火災(33件)のうち、人の体に帯電した静電気を充分に除去しなかったこと(人体除電不足)が原因で発生した火災は全体の54.5%(18件)を占めています。
セルフスタンドでの静電気による火災は、車の給油口キャップを開け、ガソリンを給油して、給油口キャップを閉めるまでの給油中に、気化したガソリンに静電気火花が引火したことにより発生するケースが多くなっています。給油する前には、給油機に付いている「静電気除去シート」などに触れて、必ず静電気を除去しましょう。

絵:セルフスタンドで給油しているところ

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注意事項を守り、手順どおり給油を行いましょう

セルフスタンドでの給油は、注意事項を守り、手順どおり行えば、安全に給油することができます。手順を確認してみましょう。

スタンドに着いたら

給油機の設定

給油の開始

給油が終わったら

セルフスタンドでは火災防止のためエンジンを切り、タバコなどの火気は消して、体に帯電した静電気を除去しましょう。
給油中は手順に従い、安全な給油ができるように作業に集中しましょう。