環境やお財布にやさしく安全運転にもつながるエコドライブ

2012年10月号

今月のクイズ

車の全席の窓をフルオープンにすると、空気の乱れが生じ空気抵抗が10%増加します。では、高速道路でセダン車の窓をフルオープンにしたまま、時速100kmで走行した場合、燃費はどのくらい悪くなるでしょうか。次の中から選んでください。

(一般財団法人省エネルギーセンター 2010年1月「LET'Sスマートドライブ」を参照)

  • (1)2.2%
  • (2)5.5%
  • (3)8.8%

エコカー減税や補助金の影響もあり、最近はハイブリット車など燃費のよい車をよく見かけるようになりました。しかし、従来の車はもちろんエコカーでも、運転の操作を見直すことでさらに燃費を抑えることができます。
今月は、環境やお財布にやさしくて、さらに安全運転にもつながるエコドライブについてみてみましょう。

エコドライブで、25.7%の燃費を抑えることができます

車は、ガソリンなどの燃料をエネルギーに変え、1トン近い車を動かし始める「発進」、一定の速度を維持しながら走行する「巡航」、速度を充分に落とす「減速」、止まった状態を維持する「停止」を繰り返しながら走行しています。急発進やスピードを出し過ぎてエンジンに負荷をかけたり、車が停止しているのにエンジンをつけっぱなしの状態(アイドリング)だったりすると、燃費が悪くなります。エコドライブとは、燃費を向上させるために、車の運転操作を工夫することです。では、そのエコドライブで走行すると、どれくらいの節約ができるのでしょうか?
一般財団法人省エネルギーセンターの実験によると、エコドライブによる燃料消費量の削減割合は下図の通り25.7%です。
もしも、燃費が13.0km/Lの車が1年間に10,000km走行したら、約197.7Lもガソリンの消費を削減することができます。また、ガソリン価格が年平均150円/Lだとしたら、ガソリン代も年間約115,384円から約85,731円に抑えることができ、年間に約29,653円の節約効果があることになります。

図:エコドライブにより削減される燃料消費量の割合

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運転操作のちょっとした工夫で、燃費を改善できます

エコドライブのために、運転操作をどのように工夫すればよいのかをみてみましょう。
なお、削減される燃料消費量の割合は、前述の一般財団法人省エネルギーセンターの実験データに基づきます。

図:運転操作の工夫

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不要なものを乗せず、点検整備を習慣づけましょう

自転車をこいでいるとき、重い荷物を乗せていたり、タイヤの空気が抜けていると、ペダルが重く感じエネルギーを使います。車も、ルーフキャリアや不要なものを乗せていたり、タイヤの空気圧が不足したりしていると、エンジンに負荷がかかり燃費が悪くなります。車の中を整理整頓し、タイヤを適正な空気圧に保つよう点検整備を習慣づけましょう。

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エコドライブは安全運転につながります

エコドライブ走行を保つためには、充分な車間距離が必要です。また、正しい運転姿勢を保たないとアクセル操作をスムーズに行うことができません。
エコドライブは、運転の基本に立ち戻って操作することになるので、必然的に安全運転につながります。

絵:エコカーと地球

心にゆとりを持ち、穏やかな運転操作を実践しましょう。
ムダを省いて燃費をよくするエコドライブは、環境やお財布にやさしいだけでなく、安全運転につながります。ぜひ習慣づけましょう。

今月のクイズの答え