子どもたちを交通事故から守るために

2013年3月号

2011年中に起きた交通事故によって、114人の子ども(15歳以下)の命が奪われ、63,007人の子どもがケガをしました。*1死傷する子どもたちは毎年減少傾向にありますが、それでも0人になることはありません。子どもたちを交通事故から守るために、私たちドライバーに何ができるのでしょうか?
今月は、なぜ子どもの交通事故が起きるのかを、子どもの行動特性を考えることによって理解し、運転時は何に気をつければよいのかをみてみましょう。

子どもの行動特性を理解しましょう

2011年中に起きた子どもの交通事故を、年齢層と事故の状態*2に分けたグラフをみながら、未就学児、小・中学生の行動特性をみてみましょう。

年齢層別・状態別交通事故負傷者数 / 死者数(2011年) *2 グラフ

未就学児

6歳以下の未就学児の負傷者数をみると、自動車に乗車中の事故が多くなっています。大きなケガを防ぐためにも子どもを車に乗せるときは、体にあったチャイルドシートを選び、必ず装着しましょう。
また、死者数に目を移すと歩行中の事故が多くなっています。子どもは、目の前に興味をひくものが現れるとそちらに気が移ってしまい、他のことを見聞きする注意力が低下する傾向があります。そのため、車に気をつけることが頭から消えてしまい、興味のままに行動してしまうのです。

チャイルドシート着用図

小学生・中学生

7~12歳の小学生の負傷者数は6歳以下に比べ約4割ほど増加します。7歳以上になると行動も活発になり、自転車乗用中の死傷者数が多くなり、13~15歳の中学生になるとさらに増加します。
成長するにつれて、危険を認識し、的確な判断や回避する能力が徐々に備わってきますが、思春期前後になると自分は他人からどう見られているのかが気になり、「カッコよくみせたい」と周りの状況を考えずに行動をとる傾向が出てきます。

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子どもがいる場所では慎重に運転しましょう

子どもの行動特性を踏まえて、どのようにしたら事故を回避することができるかをみてみましょう。

子どもがいる場所での様々な危険なポイント図

小さな子どもは興味があることに気が移ってしまいます。また、思春期前後になると、他人から自分がどう見られているかが気になり、周りの状況を考えずに行動をしてしまうことがあります。
子どもが多くいそうな場所を走行するときや子どもを見かけたら、さらにゆっくりと、より慎重に運転しましょう。