ゆとりある運転をしよう

2014年8月号

今月のクイズ

2013年中に起きた交通事故は596,649件ありました。そのうち、法令違反のある事故件数は、次のうちどれでしょうか。

  • (1)395,754件
  • (2)495,754件
  • (3)595,754件

なぜ、人は『急ぐ』のでしょうか。「出発が遅れた」「渋滞にはまった」等、時間に余裕が無くなり急ぐことが考えられます。その一方で、本来は急ぐ必要が無いのに「前の車がノロノロしている」「同乗者にカッコいいと思われたい」等の理由で、つい先を急いでしまうこともあります。今月は、急がずにゆとりある運転をするためにはどうすればよいのかをみてみましょう。

『焦り』や『苛立ち』は、『急ぎ』を生じ、事故を起こす危険性があります

ドライバーは、「出発が遅れて予定通りに着きそうにない」「前の車が遅いから快適な走行ができない」等、自分の思い通りにことが進まないと『焦り』や『苛立ち』を感じます。そのような状態のときは、周囲へ目が向かず、注意が散漫になり、冷静に考えて的確な判断を行うことができません。その結果、速度超過や無理な追い越し等の『先を急ぐ』ことを優先してしまい、事故を引き起こす危険性が高まります。
2013年中の法令違反別にみた交通事故件数のトップ5のうち、『焦り』や『苛立ち』が事故の要因として考えられるものは、「安全不確認」「動静不注視」「運転操作不適」の3つあり、合わせると交通事故全体の約半数を占めます。いずれも、冷静に状況を把握し、急がずに落ち着いて運転すれば防げる事故であることから、心にゆとりのある運転が大切なことがわかります。

図:法令違反別にみた交通事故件数(トップ5)(平成25年中に起きた交通事故の法令違反別件数4万件以上を抜粋) 出典:平成25年 警察庁データより弊社作成

Check!! 次のAとBの質問で当てはまるチェック数を数えてください。(解説はこちら)

自分の『焦り』や『苛立ち』の傾向を把握し、急がずゆとりある運転をするためには

前の車が遅いとき、焦りやイライラして車間距離をつめたり、クラクションを鳴らしたりするドライバーがいる一方で、「仕方ない」と落ち着いて運転するドライバーもいます。同じ状況でも、その人の性格によって捉え方が違ってきます。
自分を客観的にみつめ直し、どのようにすれば落ち着いて運転ができるのかをみてみましょう。

『Check!!』は、【A】焦りやすさと【B】イライラしやすさをみたものです。それぞれにチェックが4つ以上ついた人は、「焦りやすい」あるいは「イライラしやすい」傾向があります。

急がずに、ゆとりある運転をするためには

時間や心に余裕をもたせると、落ち着いて周りを見ることができ、状況を正しく把握することが可能になります。その結果、危険な要因の見落としや判断ミスを防ぎ、危険を回避することができます。
車で出かけるときは、時間に余裕をもって出発し、自分自身が「焦っている」「イライラしている」と感じたら、大きく深呼吸をして冷静になるよう心がけましょう。また、自分が運転する車の前に割り込もうとしている車があるときは、「お先にどうぞ」と道を譲る運転を実行しましょう。

車で出かけるときは、時間に余裕をもって出発しましょう。
運転中に焦りや苛立ちを感じたら、大きく深呼吸して冷静になるよう心がけましょう。

今月のクイズの答え