保険の対象
保険の対象は工事現場*1に所在する以下の物となります。
保険の対象 | 保険の対象の範囲 |
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本工事の目的物 |
請負契約上、完成後引渡しを要する工事物件*2 (例)ビル、空調設備、家電品、道路舗装部分 |
仮工事の目的物 |
本工事を行う際に必要な一時的な構造物 (例)型枠工、支持枠工、足場工、工事用道路、仮排水路 |
工事用仮設物 | 本工事・仮工事を行うために一時的に設置される電気配線、配管、電話・伝令設備、保安設備および照明設備 |
工事用仮設建物 | 本工事を行う際に必要な一時的な建物。工事期間以外においても恒久的に使用する建物は含みません。 (例)現場事務所、宿舎、倉庫 |
工事用仮設建物内の 什(じゅう)器・備品 |
工事用仮設建物に収容されている什(じゅう)器・備品。ただし、家具、衣類、寝具、事務用具および非常用具に限ります。 |
工事用材料 |
本工事の目的物の一部を構成する資材またはその工事ですべて償却される資材*2 (例)ビルの一部となる鉄骨、機器および機器と機器を結ぶ配線 |
工事用仮設材 |
仮工事の目的物、工事用仮設物または工事用仮設建物の一部を構成する資材またはその工事ですべて償却される資材 (例)コンクリート用の枠、作業用足場として使用する鉄製支持材 |
- *1工事現場とは、工事の施工される場所および工事遂行のために用いられる作業場の全域をいいます。対象工事専用の資材置場または現場事務所、宿舎、倉庫その他の工事用仮設建物が工事現場と離れた場所に設けられる場合は、その場所も工事現場に含みます。
- *2「支給材料補償特約」をセットした場合は、発注者、請負業者等の工事関係者から支給された支給材料を含みます。
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