待ちに待った初任給。晴れて社会人の仲間入りです。そこで初めて目にした給与明細。おや、給与支給額から何やら天引きされているようですが?
引かれているのは、おもに「社会保険料」です。会社員の場合、厚生年金保険料と健康保険料が給与から差し引かれて、国や加入する健康保険組合などに納められます。
社会保険料を納めることによって、私たちはケガを負って治療を受けたとき、そして働けなくなったとき、あるいは障害を負ったときなど、困った時に一定の保障を得られ、守られる仕組みになっているのです。
就職:就職して社会人になった新社会人に必要な保険は?
給与から社会保険料が天引きされている
あなたはもう、保険に入っている
厚生年金保険・健康保険いずれも、私たちの今に起きる不測の事態に備える機能を持つものです。つまり、あなたに「困った!」が起きたとき、まず土台となる給付を受けられる“保険”そのもの。つまり、会社員のあなたは何もしなくても、すでに一定の給付を受けられるようになっているのです。民間の保険に入るなら、公的保障の給付を踏まえ、不足する分をプラスするのが適切です。責任ある社会人の一歩は、まず公的保障を知るところから始めましょう。
ケース | 公的保障(給付内容) |
---|---|
病気やケガで治療を受けた | 健康保険(高額療養費) |
障害を持つことに | 厚生年金(障害年金) |
病気やケガで働けない | 健康保険(傷病手当金) |
仕事上のケガや病気 | 労災保険(療養など各種給付) |
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