イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/愛媛県
特定非営利活動法人 どんぐり王国
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト 第3回 ~環境保全・共生・食育~ ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~

イベント名:
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト 第3回 ~環境保全・共生・食育~ ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~
メッセージ:
水源地を含む自然豊かな里山に、地域の自然の縮図となるビオトープを作っていきながら、自然の循環を体験しよう!
開催日時:
2018年5月13日(日)9:30~15:30

活動内容

水源地を含む自然豊かな里山にあるどんぐり王国。この地域の縮図となるビオトープを作り始めて1年が経過しました。生きものがすみつき植樹した木が育って周りの自然に馴染んできた第1池。出来上がったばかりの第2、第3池との違いも見ながら、子どもたちが直に自然とふれ合って生態系を学び、生物と環境のつながりを知るきっかけを作りました。当日はあいにくの雨となりましたが、どんぐり王国のモットーは「雨もお天気のひとつ」。予定通りイベントを開催しました。皆様、雨具を準備したうえでご参加いただき、意識の高さを感じました。ビオトープでイモリ・ミズカマキリ、ヤゴなど16種類ほどの生きものを子どもたちが採取し観察しました。目の前の生きものが「食べるもの」「食べられるもの」になる食物連鎖の仕組み、カワムシの呼吸の様子も観察グッズや顕微鏡で実際に見て学習しました。水源地での探索中、ヒキガエルも発見!リピーターの方は第1回のイベントで植樹した木々やビオトープの変化を実感されていました。地元産の食材を使った昼食、おやつの王国産小麦の全粒粉クッキーを食べて、自然の恵みを味わいました。

3つの「しょく」をキーワードにした体験学習イベントを実施しました
【触(ふれる)】ビオトープの生きもの探し、観察。池の中の食物連鎖、生きものの呼吸についての学習。
【植(そだてる)】ビオトープの植栽(雨のため次回に延期)
【食(あじわう)】地元産の食材を使い自然の恵みを味わう(山菜ご飯のおむすび、猪汁うどん、アメノウオ炭火焼き、イタドリ(野草)の炒め煮等)

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
29人
うち子どもの人数:
16人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

イベント開催日が近づくにつれて降水確率が上がっていき、東京海上日動・愛媛支店の方に相談して、開催を決定しました。参加者の皆さんは、雨具や着替えを準備して集合されました。四国EPO様より「恵みの雨を楽しみながら活動しましょう」との挨拶をいただき、プログラムを開始しました。時折、雨あしが強くなり生きものの採取や観察が予定通りには行えませんでしたが、雨の中でも楽しげにいきいきと活動する子どもたちのパワーを感じることが出来ました。雨に濡れて嫌がる子どももいなく、保護者の方の自然や環境に対する意識の高さもうかがえました。またペアリングした相手との親密感も前回より深かったように思います。今回は顕微鏡や観察グッズを使って生きものを観察しましたが、子どもより熱心な大人の方たちもいました。そんな大人の姿を見て、子どもたちが興味をそそられる場面もありました。まず周りの大人たちが感心を持つことが、子どもの行動を変えるきっかけとなり次世代へのギフトにつながっていくのだと感じました。東京海上日動様、四国EPO様とも2年目のお付き合いとなり、協働することでできる事業の広がりや楽しさを実感しています。


イベント概要

イベント内容

【共生】ビオトープを作り始めて1年半が経ち、少しずつ生きものが増えてきました。水源地まで散策した後、みんなで池に入りビオトープの生きもの探しを実施します。水の中に棲む生きものの呼吸に注目した学習をしたり、顕微鏡やグッズを使った観察などを行います。
【環境保全】環境作りとして虫の好きな草花の種をまきます。(その成果は次回のイベントで実感してもらいます)
【食育】ビオトープ周辺の食べられる野草探しを行い、自然の恵みを味わいます。循環型農業で栽培した有機野菜を使った昼食をいただきます。

開催場所

特定非営利活動法人 どんぐり王国 第2農場(愛媛県西予市宇和町明間2530番地)
松山自動車道宇和インターより野村方面へ車で10分
西予市宇和町明間 名水百選 観音水 すぐそば

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 どんぐり王国
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
四国環境パートナーシップオフィス(四国EPO)
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省 西予市教育委員会