自然災害や地震を補償する保険の保険金請求申請代行業者について

「自宅に訪問してきた事業者から『台風で破損した屋根を保険金の範囲内で修理しないか。契約している損害保険会社への申請は当社が代行する』と勧誘された。」「『東京海上の紹介で連絡をした』といって業者が訪問してきた。」などの問い合わせが多く寄せられております。独立行政法人国民生活センターの報告でも、全国の消費生活センターや国民生活センターへ、同様のお問い合わせが多く寄せられていることが確認されております。これらの事業者の中には、「保険金の範囲内で修理するから自己負担はない」など、「無料」を強調して訪問販売等でお客様を勧誘し、支払われた保険金の数十%もの高額な手数料を要求したり、「保険金の請求を代行する」というサービスと住宅修理サービスまで一連の契約を結ばせようとするケースもあります。
また、中には「契約時に契約書面に署名したが、控えをもらえなかった」「解約すると言ったら、解約料として保険金の50%を請求された」「代金として保険金全額を前払いしたのに着工されない」「調査をするといって屋根に上り、知らないところで屋根を壊された」などのトラブルが発生していることも確認されています。
保険金のご請求はこうした事業者を通さずに、ご請求いただくことが可能です。
またこのような損害保険の申請代行事業者は、当社および当社グループとは一切関係ありません。
特に台風・大雪・地震等の自然災害発生後に頻発する可能性がありますので、火災保険や地震保険などにご契約されている方で、災害による被害を受けられた場合は、まず、お客様ご自身で当社または当社代理店に直接ご連絡ください。こうした業者の問題行動には消費者庁からも注意喚起がなされていますので、あわせてご確認ください。