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災害のきづき

いつもの町内放送でほっと安心

(熊本市 40代 女性)

市内でも珍しいと思うのですが、うちの町内には町内放送があります。前震の後、すぐに自治会長さんが「町内の皆さん、ゆっくりでいいから公民館に来てください」と放送してくれたのです。
いつもの聞き慣れた声で放送が流れるのを聞いて、とても安心しました。自治会長さんも被災しているのに、もう私たちにむけて放送を流してくださっているのだと気づき、我に返って集中して耳を傾けたのですね。「建物のない道路に出てください」と聞こえたので出てみると、それまでザワザワしていた近所の方もおもむろに建物のないところに集まってきて、声を掛け合いました。
初めての大きな地震で、どうしたらいいかわからなかったので、近所の方にも声をかけていただいたりして、そういうのはありがたかったですね。自治会とか近所づきあいとか、大事だなと思いました。

  • 上記エピソード・イラストは内閣府「災害被害を軽減する国民運動のページ」より転載させていただきました。

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