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災害のきづき

避難所運営のため一旦帰宅主人を連れて再避難

(倉敷市 60代 女性)

浸水する前日、こんな時のためにと準備していたリュックを持ち、高台にある友人宅に避難しました。夜になって隣の地区から、「避難所に避難している方への炊き出しを手伝って」と連絡があったので、翌朝、リュックを持って一旦帰宅しました。すずめがチュンチュンと鳴いていて、陽こそ射していないけれど雨もやんで本当に静かでした。
ふと二軒先の家の前を見ると、水路の水が道ギリギリまできていました。これは危ないと感じ、避難していなかった主人を連れてもう一回避難しましたが、リュックは置いてきてしまったのです。きっと浸水しないだろうと思ったし、前の晩にリュックを見た友人に「なんでそんなに持ってきたん、あんた何するん?」と言われたからです。
結果、主人は助かったものの、リュックに入れていた、寝袋、防災グッズ、防災頭巾、二日分の下着や靴下、貴重品をタオルで縫い込んだものなど、避難生活に必要なものは全部水没してしまいました。

  • 上記エピソード・イラストは内閣府「災害被害を軽減する国民運動のページ」より転載させていただきました。

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