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災害のきづき

避難できずパニックに家族会議で今後の避難を考える

(倉敷市 40代 女性)

避難所には行きませんでした。避難を考えたときには避難所はもういっぱいと聞きましたし、長男は人工呼吸器をつけていて、下の子2人は自閉症なので、人が大勢いる場所に行くのはちょっと。それに、主人は仕事に行っており、手分けして避難することはできませんでした。
朝、水がザーッと水路から上がってくるのを見て、慌てて子どもたちを起こして、おにぎりを握ったり、テレビを二階に上げたりしているうちに停電になって、長男の人工呼吸器の動力がバッテリー頼りになってしまいました。さらにベランダの排水溝から水が溢れてきて、どうにも止めることができなくて、二階も浸水するのかとパニックでした。結局、通りがかりの一般の方のボートに家族別々に救助され、病院で集合できました。
その後、家族会議を普段からするようになりました。何を持って逃げる、家族みんなが家にいなかった時どうするとか。避難先については、地域の方も交えつつこれから考えたいと思っています。

  • 上記エピソード・イラストは内閣府「災害被害を軽減する国民運動のページ」より転載させていただきました。

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