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災害のきづき

「北海道民生きているか」「大丈夫です」スマホで延々と返信

(元観光施設職員 20代 女性 )

未明に地震が起きた時は、スマホの緊急地震速報で起こされました。地盤が丈夫なところなので、この家がこれだけ揺れているのなら、他はもっと揺れていると思いながら、家族でリビングに集まってテレビをチェックして、状況を把握しようとしていたところで停電になりました。仏壇にあったろうそくを灯りにしながら、私は、ネットの友だちの対応に追われました。「北海道民生きているか」に「大丈夫です」と、そのようなやり取りが1時間続きました。あまりに切りがなかったので、TwitterとLINEのプロフィールに「生きてます」と。スマホの充電が、受信するだけで勢いよく減っていったのを覚えています。寝る時、普段はスマホの電源をつけっぱなしですが、また、地震の情報が来るとまずいので、少しでも消費量を抑えておこうと、使わないアプリの動作を停止してから寝ました。電気が朝来ていたら良いなと思い、コンセントに充電器をさしておいたのですが、寝る前は70-80%だった充電が、朝起きたら30%ぐらいになっていました。「あ、だめだな」と思い、仕事へ行くまでの間、車で充電しました。

  • 上記エピソード・イラストは内閣府「災害被害を軽減する国民運動のページ」より転載させていただきました。

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