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前日の台風でフロントに 顧客データが印刷済み 厨房のお鍋に水も準備
(宿泊施設支配人 30代 男性)
ホテルがある場所は、台風や大雨で停電することが多い地域です。ちょうど地震の前日は台風21号が来ていましたので、停電でパソコンが使えなくなった時に困らないよう、地震の翌々日までのチェックアウトのお客様の情報を、前日にフロントでプリントアウトしてありました。そのため、地震後に停電しても、チェックアウトなどの手続きをスムーズに済ませることができました。また、前日に点検してあったカセットボンベ式の非常発電機を、ロビーと2階に設置し、スマホにつなげる充電器をたくさん付けて、お客様が代わる代わる充電できるようにしました。数年前の台風の大雨の時にお客様からリクエストがあったので、準備ができていました。電気が通らないと水が出ないことは分かっていたので、前日から寸胴鍋などに大量の水をためてありました。朝食は、それを使ってできる範囲で提供しました。地震が9月だったから良かったものの、冬の時期だと寒さ対策には対応できないので、これから考えていかなければと気づかされました。
- ※上記エピソード・イラストは内閣府「災害被害を軽減する国民運動のページ」より転載させていただきました。
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