防波堤・防風林としての役割

日本の多くの海岸に、コンクリートの防潮堤・防波堤が作られています。でも、2011年3月におきた東日本大震災の巨大津波を防ぐことはできませんでした。2004年12月におきたスマトラ沖地震でも大きな津波が発生し、多くの方々が亡くなられたり、被災したりしました。

しかし、スマトラ沖地震で発生した津波被災地の調査や住民への聴き取り調査では、マングローブ林のおかげで被害から逃れることができた人もたくさんいました。インドネシアやマレーシア、スリランカなどでは被災直後から海岸にマングローブを植える取り組みが始まりました。

災害から人々を守るマングローブ

マングローブは私たち人間を、災害から守ってくれます。