マングローブ林がある海岸

マングローブ林が、海岸浸食の進行を防ぐこともあります。また、沖縄県内の多くの場所では、大雨のときに赤土が海に流れ込み、その赤土でサンゴ礁が死んでしまいました。マングローブ林は赤土の堆積を促進するので、赤土の海への流出によるサンゴ礁の被害を軽減することもあります。

また、サンゴ礁域で生まれた多くの小魚・小ガニ・小エビなどが、マングローブ林を隠れ家にしたり採餌場所にしたりしています。このようにサンゴ礁とマングローブ林とのあいだには、とても密接なつながりがあり、マングローブ林とサンゴ礁のどちらか一方がなくなってしまうと、マングローブ生態系とサンゴ礁生態系の両方に影響が出てしまいます。

マングローブがサンゴを守る/フィリピン

流出した土砂をかぶって死んでしまったサンゴ。土砂の流出を食い止めたのはマングローブでした。