クレジットカードについている保険で十分？

新婚旅行はイタリア？ハワイ？楽しい時間を心おきなく楽しむには、日本とは事情の異なる旅先で起きるかもしれない不測の事態への備えも大切です。
国の事情は刻一刻と変わります。治安はもちろんのこと、合わせてチェックが必要なのは医療事情や衛生事情・病院事情等。ぜひ外務省の「海外安全ホームページ」「世界の医療事情」などをチェックしてから出発してください。

具合がとても悪いのに、それを説明できないことほど、心細いことはありません。加えて治療費等の問題もあります。わが国では健康保険証を出せば医療費は原則3割負担ですが、海外ではその国の医療事情により、とんでもない費用がかかることもあるのです。
こうしたときに頼りになるのが海外旅行保険。 困ったときに電話をすれば、サポートデスクが日本語で事故の受付をしてくれる場合もあります。提携病院を紹介してくれるし、治療費用の保険金が支払われる場合は、病院の窓口で受診料を負担することなく受診することができます。

クレジットカードにも海外旅行保険が付いていることがありますが、旅行代金をカード決済していないと補償されなかったり、キャッシュレスサービスがなかったり、治療の補償額が十分でなかったりすることもあるので、補償内容をよく確かめて、十分でないなら、別途加入も検討しましょう。
「傷害死亡保険金」「傷害後遺障害保険金」については、クレジットカードに付いている海外旅行保険*と海外旅行保険の両方から保険金を受け取れます。

新婚旅行先でパートナーにあわてた姿を見せずにすむよう、前もって準備しておかなくては！

• *
  海外旅行保険が付いている個人名義のクレジットカードが複数ある場合、最も高い限度額が設定されているクレジットカードが受け取れる上限額になります。
  その他の保険金(治療・救援費用、治療費用、携行品損害、賠償責任等)については、クレジットカードの海外旅行保険と海外旅行保険の合計を限度額として、実際にかかった費用や損害額が保険金として支払われます。
  なお、契約している補償内容・保険金額等によっては、いずれか一方の契約からは保険金が支払われない場合があります。

■渡航前に確認！外務省の参考ホームページ

• 外務省「海外安全ホームページ」
• 外務省「世界の医療事情」
• 外務省「海外渡航・滞在」

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