出産・子育ての費用が心配

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出産育児一時金は子ども1人につき50万円!

出産までにかかる検診費用・出産費用には健康保険が使えません。その負担を軽減してくれるのが、健康保険から支払われる「出産育児一時金」。出産のための費用として、50万円(2023年4月より)を給付してくれます。
出産費用を医療機関に直接支払ってもらう方法と、出産費用をいったん立て替えて払い、出産育児一時金を自分で受け取る方法があり、一時金より出産費用のほうが少なければ差額は自分で受け取れます。手続きがどちらかは病院によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

子どもの医療費には助成がある

生まれてからがまた大変。毎月のように熱を出したり、咳が出たり、ケガをしたり……。子どもにとっては、それが仕事みたいなものです。
ただし、就学前までは子どもの医療費には助成があり、健康保険の自己負担は2割に軽減されています。また自治体によっては独自の助成を行っているところもあります。小学校や中学校の卒業までは外来1回の医療費負担が数百円まで、とする自治体や、なかには完全無料としているところもあって、親としては大いに助かりますね。
まずは住所地の自治体にどんな制度があるか調べてみて、不安なときには保険で備えるのも一つの方法でしょう。

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コラム執筆者

ファイナンシャル・プランナー 清水 香さん

学生時代より生損保代理店業務に携わるかたわら、ファイナンシャル・プランナー(FP)業務を開始。2001年、独立系FPを志し独立、のち(株)生活設計塾クルー取締役に就任、現在に至る。生活者のライフプラン相談を受けているほか、執筆・講演活動も幅広く展開、テレビ出演も多数。
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