借りたお車を運転中に台風や洪水、地震等の自然災害が発生した場合も、ちょいのり保険(1日自動車保険)で補償されるの?

ちょいのり保険(1日自動車保険)は、24時間単位で加入でき、借りたお車を運転している際に起こした事故の対人・対物賠償などが補償される自動車保険です。近年大きな自然災害が続いていますが、台風や洪水、地震等が発生した場合の補償はどうなるのでしょうか?ここでは台風や洪水、地震等でトラブルに遭った際のちょいのり保険(1日自動車保険)の補償についてご説明します。

ちょいのり保険(1日自動車保険)の補償内容は?

まず、ちょいのり保険(1日自動車保険)には、以下のとおり3つのプランがあります。プラン毎の補償内容をみていきましょう。

ちょいのり保険(1日自動車保険)のプランのご紹介】
プラン名 保険料
*1
賠償に関する
補償*2
ご自身・同乗者
の補償*3
車両補償
*4
弁護士費用
特約*5
ロード
アシスト*6
車両補償なし
プラン
500円 × ×
車両補償あり
プラン
(スタンダード)
1,500円
免責金額
(自己負担額)
15万円
×
車両補償あり
プラン
(プレミアム)
2,100円
免責金額
(自己負担額)
10万円
車両補償なしプラン
保険料 500円(24時間あたり)
借りたお車を運転中の対人・対物事故に対して保険金をお支払いします。また、借りたお車に乗車している方が死亡やケガをした場合に保険金をお支払いいたします。
車両補償ありプラン(スタンダード)
保険料 1,500円(24時間あたり)
相手方への賠償およびお車搭乗中のケガ等の補償に加え、借りたお車の損害を補償します。
借りたお車を運転中の事故により借りたお車に損害が生じた場合に、その修理費用等をお支払いいたします。盗難・駐停車中に生じた損害(あて逃げ・落書き等)は対象となりません。
車両補償ありプラン(プレミアム)
保険料 2,100円(24時間あたり)
相手方への賠償およびお車搭乗中のケガ等の補償に加え、借りたお車の損害や、もらい事故にあったときの弁護士費用を補償します。
借りたお車を運転中の事故により借りたお車に損害が生じた場合に、その修理費用等をお支払いいたします。盗難・駐停車中に生じた損害(あて逃げ・落書き等)は対象となりません。さらに運転者ご本人(記名被保険者)に責任がなく保険会社が示談交渉できない「もらい事故」の際に、加害者に対して法律上の損害賠償請求をするために負担した弁護士費用および法律相談費用等が補償されます。

台風や洪水、地震等、自然災害のときの補償はどうなるの?

では、台風や洪水、地震の際はどうなるのでしょうか?万が一に備えるための保険ですが、保険に入っていればどんな場合でも補償されるわけではありません。事故の発生状況や原因によっては、保険金が支払われない場合もあるため注意が必要です。
ちょいのり保険(1日自動車保険)でも、補償の対象外となる事由を定めています。借りたお車で運転中に災害(台風・洪水・高潮・地震・噴火・津波)に遭ったときの、1日自動車保険の補償範囲を下表にまとめました。

【1日自動車保険の補償範囲】
  • 詳しい補償内容については約款をご確認ください。
賠償に関する補償*2 ご自身・同乗者の補償*3 車両補償*4 弁護士費用特約 ロードアシスト
台風、洪水または高潮によって生じた損害 ×
地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害 × × × × ×

なお、ロードアシストについては、交通事情、気象状況、地震等の影響がある場合等、サービスを提供できないこともあります。このようなサービスの提供ができない場合でも「車両搬送・緊急時応急対応費用補償特約」の規定にしたがい、特約の補償対象となる車両搬送費用に対しては、特約によって補償されます。

台風、洪水または高潮によって生じた損害

ちょいのり保険(1日自動車保険)では、気象庁の発表に基づく「台風、洪水または高潮」によって生じた損害について、賠償に関する補償以外は補償されます。
運転の前には天気予報を確認して、悪天が予想される場合は不要不急の外出は控えることをおすすめします。

事故例 補償有無
台風のなか、友人から借りたお車を運転中、民家の瓦が飛んできて借りたお車が破損した。 借りたお車の損害は補償の対象となります。
友人から借りたお車で走行中に大雨で河川が氾濫し、水の勢いで他の車にぶつかってしまった。 他の車の損害は補償の対象となりません。
山道を走行中、豪雨が原因の土砂崩れで同僚から借りた車が埋まってしまった。また、脱出するときに怪我をしてしまった。 借りたお車の損害やおケガも補償の対象となります。

地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害

ちょいのり保険(1日自動車保険)では、地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損害は補償の対象外となります。

事故例 補償有無
友人から借りた車を運転中に地震が発生し、そのせいで誤操作して塀にぶつかってしまった。 塀の破損は補償の対象となりません。
同僚から借りた車でドライブ中に火山の噴火があり、噴石が直撃した。 借りたお車の損害は補償の対象となりません。
友人から借りた車を運転中に津波で車が流され、避難している方にぶつかった。 避難している方のおケガは補償対象となりません。

自然災害に遭ってしまったら、身の安全を第一に

いつおこるか分からない災害ですが、運転前に天気予報をチェックする、危険なルートの走行を避けるなどの行動で、自然災害による事故はある程度回避することができます。このような行動を普段から習慣にすることをおすすめします。
それでも万が一運転中に自然災害に遭ってしまった場合は、身の安全を第一に考え、できるだけ冷静な行動を心がけることが重要です。

引受保険会社:東京海上日動火災保険株式会社