2019
マングローブ植林20周年


植林3年目のマングローブ若木が広がるフィリピンの植林地
空からの様子

1999年、「環境を守り、長く続けられることを」という社員の声をきっかけに、創立120周年記念事業の一環としてNGOとともにマングローブ植林事業を開始しました。2007年には、当社の地球温暖化問題への取り組みとして、「マングローブ植林事業」を100年間続けることを宣言しています。また、長年の取り組みが評価され、2013年には、「地球温暖化防止活動 環境大臣表彰(国際貢献部門)」を受賞しました。2019年で20周年を迎えた植林事業はアジア9ヶ国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、インド、バングラデシュ、フィジー)に広がり、その面積は1万ヘクタールを超えました。

マングローブは、熱帯・亜熱帯の潮の満ち引きの影響を受ける場所に生育する植物の総称で、地球温暖化の主要因と言われる二酸化炭素を吸収し、蓄えることで地球温暖化の抑制に役立つと言われています。
また、高波や津波等の自然災害から人々の生活や生態系を守る「みどりの防波堤」の役割を果たし、2004年12月のインド洋大津波や、2013年11月のフィリピン台風の際には、マングローブ林の背後に暮らす多くの人々の命が守られました。
マングローブの周りの生態系は、生き物たちの餌場、産卵の場をつくり出す「いのちのゆりかご」と呼ばれ、魚、貝、カニ等が集まる豊かな漁場を提供するほか、マングローブを使った薪や炭、家の建築資材や家畜の餌として利用するなど、沿岸の人々の日常生活に深く関わっています。

また、これまで行ってきた植林活動で生み出された効果を三菱総合研究所が国際的に認められている方法論に従って評価した結果、生み出された経済価値が1,185.5億円(2018年3月末時点)に達しているという評価となりました。
このように地球や人々の生活を守り、様々な恵みをもたらすマングローブ植林は、SDGs目標13 「気候変動へ具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」等にも貢献しています。
サステナブルな地球の未来のため、当社はマングローブ植林を「地球の未来にかける保険」と位置づけ、これからも取り組んでいきます。

  1. 13 気候変動に具体的な対策を
  2. 14 海の豊かさを守ろう
  3. 15 陸の豊かさも守ろう

東京海上日動のマングローブ植林活動について 別窓で開きます。