経営戦略
中期経営計画Re-New2026
「本当に信頼されるお客様起点の会社」・「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」へ
1.全体像
2024年度からスタートする中期経営計画のキーコンセプトは「Re-New」です。当社がめざす会社の姿として、「本当に信頼されるお客様起点の会社」と「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」の2つを掲げ、これらの会社に“新しい会社につくりかえる”くらいの強い想いをもって挑戦をしていきます。
お客様のニーズ・価値観の多様化や自然災害リスクの更なる激甚化・多発化など、当社を取り巻く事業環境はめまぐるしく変化をしていますが、このような変化は当社にとって脅威である一方、大きく成長する機会やポテンシャルにもなり得ます。
デジタルと人の力を組み合わせることで、お客様や社会へ安心・安全・新たな価値を提供し、「お客様や社会の“いつも”を支え、“いざ”をお守りする」という当社のパーパス(存在意義)を持続的に果たしていきたいと思います。
そして、社員一人ひとりの想い(My Aspiration)と会社のパーパス・組織のめざす姿をつなげ(LINK)、社員の行動変容と確かな成長実感を生み出し、多様な能力を会社の変革に活かすインクルーシブな組織風土をつくることによって、社会課題の解決やより良い社会づくりへの貢献を果たしていきたいと考えています。
2.めざす会社の姿
- (1)「本当に信頼されるお客様起点の会社」に向けて
これまでのさまざまな慣習・既存の制度や仕組みを改めて「お客様起点」で再検証し、思い切った見直しをしていきます。加えて、お客様からいただく声やNPS®などのカスタマーフィードバックデータを今まで以上に分析・活用することで、代理店と共にお客様起点で常に行動する会社をめざします。
- (2)「リスクソリューション(保険+α)で次代を支える会社」に向けて
これまで当社は、「GX(グリーン・トランスフォーメーション)」「ヘルスケア」「SME(中小企業)」「サイバー」などの社会課題の解決に向けて取り組んできました。2024年度からは、重点的に取り組む社会課題として「レジリエンス」を加え、有事における保険金のお支払いだけではなく、平時にもお役に立つために、保険の領域に留まらず保険以外のソリューションも提供していきます。またお客様ニーズの変化にお応えするためにAI・デジタルを徹底活用し、より一層の利便性と業務生産性向上にも取り組んでいきます。