To Be a Good Company

ダイバーシティ&インクルージョン推進

ダイバーシティ&インクルージョン推進の目的

弊社では「社員一人ひとりの発意に基づく挑戦と働きがいの向上」、そして「多様な社員がその意欲と能力を最大限発揮しイノベーションを創出すること」が社員と会社の成長につながると考え、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を成長戦略の柱と位置付けています。

社員一人ひとりの発意と
挑戦・働きがい向上
ダイバーシティ&インクルージョンの推進による
イノベーション創出
会社の成長と社員の
成長のベクトル一致
社員一人ひとりの発意と
挑戦・働きがい向上
パーパスの実現に向けて、社員一人ひとりが発意に基づきモチベーション高くいきいきと働き、チームで様々な業務に挑戦していきます
掛ける
ダイバーシティ&インクルージョンの推進によるイノベーション創出 多様な社員が、適材適所で個性や専門性を発揮し、能カ・価値観の掛け算によってイノベーションを創出していきます
イコール
会社の成長と社員の
成長のベクトル一致
これらを通じて、パーパスの実現に着実に前進し、会社の成長と社員の成長のベクトル一致と好循環(エンゲージメントの向上)を実現していきます

東京海上日動Diversity&Inclusion推進 取組宣言

社員一人ひとりのダイバーシティ&インクルージョンに対する意識や一体感を更に高めていくため、新たに「取組宣言」を策定しました。“4つのフリー”を軸に取組みを加速していきます。

当社は、パーパス実現のために、多様な価値観や経験などが尊重され、全ての社員が持てる力を最大限発揮できる環境づくりへ向けて、様々な壁をなくす“4つのフリー”を同時に進めていきます。4つのフリー:・ジェンダーフリー(性別の壁の打破、LGBTQへの取組) ・エイジフリー(入社年次・年齢の壁の打破) ・ボーダーフリー(社員コース区分・国籍・障がい・キャリア採用の壁の打破) ・ワークスタイルフリー(働き方の壁の打破)

ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて

弊社は現在、ダイバーシティ&インクルージョン推進チームを中心に以下の5つのテーマに取り組んでいます。

人事企画部
ダイバーシティ&インクルージョン推進チーム

ダイバーシティ&インクルージョンの企業風土醸成

ダイバーシティ&インクルージョンの浸透へ向けて重要となるのが、社員一人ひとりの意識・行動変革を起点とした企業文化・組織風土改革です。その変革へ向けて、様々な取り組みを実施しています。

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ジェンダーギャップの解消

ジェンダーギャップ解消の目指す姿である「あらゆる意思決定の場に女性が当たり前に参画している状態」の実現へ向けて、女性社員一人ひとりが自律的にキャリアを構築し、働きがいをもっていきいきと活躍できるための環境づくりや人材育成を、長年にわたり積極的に推進しています。

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障がい者の雇用促進

真のノーマライゼーションの実現に向けて障がい者採用に積極的に取り組んでおり、2021年4月現在で約300名の障がいのある社員が活躍しています。
また、2010年に設立した障害者雇用促進法に基づく特例子会社「東京海上ビジネスサポート」では、弊社をはじめ東京海上グループ各社から受注した様々な業務を障がいのあるメンバーが担い、グループの発展をサポートしています。

LGBTQ+の理解促進

弊社では、全社員を対象にLGBTQ+の理解促進のための様々な取組みを実施しています。
また、「東京海上グループ コンプライアンス行動規範」や公正採用選考方針には性別・性的指向・性自認等による差別を行わない旨を、ハラスメント防止規程には性自認に関する嫌がらせがセクハラに該当する旨を明確化するとともに、当事者の相談に対応する人権相談窓口を設けています。

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エイジフリーの実現

増加する中高年社員を対象に「ミドル向け研修」等に力を入れ会社の成長に資する中高年社員のキャリア形成を実現しています。また、2006年4月にスタートした「シニア社員制度」も2015年度の改定以降、中高年社員の経験や専門性を活かし、より一層の働きがい向上ならびに活躍のフィールド拡大を目指して積極的に活用しています。

社員一人ひとりの自律的なキャリア構築と働きがい向上へ向けて

社員一人ひとりが自律的にキャリアを構築し、より広いフィールドで活躍できるよう、さまざまな機会やチャレンジの場を提供すると共に、サポート体制や制度を整えています。

きらり★キャリアアップ応援制度 (1)キャリアアップを推進する以下の制度があります。Stage制度、 コース区分の転換、 上司と部下が対話を行う「役割チャレンジ制度」、 キャリアビジョンを会社に伝える「自己申告」、 JOBリクエスト (Uターン異動、Iターン異動、お役に立ちたい)、 人事との直接面接 (2)マインドアップ・スキルアップを支援する以下の仕組みがあります。研修(選択制、指名制、階層別、経営層育成)、 社員の挑戦を支える制度、 人材育成を支える制度、 周囲のメンバーから見た自分自身を把握し、気づきを得ることができる「多面観察制度」、 リーダー向けの「マネジメント研修」、 キャリアアップを支援する仕組み (セミナー、キャリアモデルの提示等) (3)育児との両立を支援する制度(ママパパ☆キャリアアップ応援制度)は妊娠中、出産、育児中(乳児期)、育児中 (小学校低学年)を対象に以下の制度があります。結婚休暇、復興支援制度 (育児休業中の自宅でのシンクライアントシステム利用、上司との定期的な面談)、配偶者出産休暇、出産休暇、育児休業、看護休暇、出産休暇中及び育児休業中の代替要員、短時間勤務制度、提携託児所利用、育児用品購入・レンタル割引 (4)ママパパ☆復職応援パッケージプラスには以下があります。産休・育休取得者向けセミナー (5)柔軟な働き方を支える以下の制度があります。勤務時間自由選択制度 (スーパーマイセレクト)、 半日休暇、 テレワーク、 退職再雇用制度

(1)キャリアアップを推進する制度

Stage制度

従業員は、コンピテンシー(発揮能力)に応じてStage(等級)が決まる人事制度を導入しています。また、国内外を問わない勤務地域において経験を重ね、キャリアアップを図る「グローバルコース」と、一定の勤務地域において経験を重ね、本人のキャリアビジョンに応じてキャリアアップを図る「エリアコース」の2つのコース区分を設けています*。

*グローバルコース・エリアコースに関係なく、Stageが同じ従業員は同様の役割・責任にチャレンジできる制度となっています。

コース区分の転換、従業員(エリアコース)への登用

一定の条件に合致した場合、本人のキャリアビジョンやライフイベントに応じて、コース区分の転換に応募することが可能です(グローバルコース⇔エリアコース)。また、同じく一定の条件に合致した場合、他の社員区分から従業員(エリアコース)への登用に応募することが可能です。

上司と部下が対話を行う「役割チャレンジ制度」

上司と部下が、組織が向かうべき方向性や部下のキャリアビジョンを共有すると共に、成長し続ける力強い組織を目指すために、コンピテンシーに基づき、一人ひとりの「強み・弱み」にまで踏み込んだ対話を上司・部下間で行います。

キャリアビジョンを会社に伝える「自己申告」

キャリアビジョンや異動に関する希望などを自己申告することができます。

ワイド型

ワイド型は、エリアコース従業員の多様な働き方の一つとして、一定のエリア内で転居を伴う異動を可能とする制度です(エリアコースのオプション)。異動先の選択肢が増えることで、新たな役割やより大きな役割にチャレンジできるなど、成長・経験の機会を拡充することでキャリアアップを応援していく制度です。

JOBリクエスト(Uターン異動、Iターン異動、お役に立ちたい)

[Uターン異動*]
転居を伴う転勤のないエリアコース従業員が元の勤務エリアへ戻ることを条件に、一定期間転居を伴う転勤をし、自らの適性を生かして、これまでとは異なる新たな役割等にチャレンジできる応募型の人事異動です。キャリアアップを目指す女性が、従来の枠を超えた新しい仕事にチャレンジする機会を提供しています。
[Iターン異動*]
転居を伴う転勤のないエリアコース従業員が、結婚や親・配偶者の転勤などに伴い従来の勤務地での就業が難しくなった場合に、勤務エリアを変更することで継続して勤務できる応募型の人事異動です。職位や処遇水準を維持したままで勤務エリアの変更ができます。
[お役に立ちたい*]
「今までの自分のキャリアを生かして、会社・組織の役に立ちたい」「新たな環境の中で周囲のメンバーと共に自身を成長させたい」などの思いを持ったエリアコース従業員に、会社が指定したポストに自らの発意で異動することができる制度です。

  • 応募型であり、応募者全員に認められるわけではありません。

人事との直接面接

人事部門のメンバーが社員と面接する機会を設けています。異動希望や職場の実態など生の声を会社施策・人事運用に反映していきます。

(2)マインドアップ・スキルアップを支援する仕組み

各種研修

自己実現に向けて、主体的にキャリアビジョンを描いたり、自身の強み・弱みを踏まえた上で更なるスキルアップを目指すための研修を多数設けています。各階層毎に定期的に受講する「階層別研修」の他、自ら受講したいものに申し込む「選択制研修」、上司からの推薦で参加する指名型研修など、様々な研修形態を用意しています。

自己開発プログラム

各自のキャリアビジョンや強み・弱みに応じた、e-Learning、社外通信講座、社外セミナーなど、多様な自己開発プログラムを設けています。特にe-Learningはスマートフォン・タブレットから「いつでもどこでも」学ぶことができるツールであり、様々な働き方のメンバーに学びの機会を提供しています。

社員の挑戦を支える制度

社内副業制度(プロジェクトリクエスト制度)や社内起業制度(Tokio Marine Innovation Program)の展開等を通じて、社員一人ひとりの発意に基づく挑戦を後押ししています。

人材育成を支える体制

全国に育成推進リーダーを配置したり、主に新入社員をマンツーマンで支援する制度(新人メンター)などを整えています。

「多面観察制度」

周囲のメンバーから見た自分自身の評価を知ることで、自身の行動を振り返り、自己変革の契機・気づきとすることができます。

管理職向けの「マネジメント研修」

一人ひとりの強みを生かした組織運営を行うために、管理職向けに、部下育成・マネジメントに関して学ぶ研修を実施しています。

(3)育児との両立を支援する制度
   (ママパパ☆キャリアアップ応援制度)

復職支援制度

休業中の自己啓発サポートとして、シンクライアントシステムを利用した会社情報の閲覧や、社外通信講座の受講、各種セミナーへの参加が可能です。また、産休前、産育休中、復職前、復職後と定期的に上司と面談を行う機会を設けることで、スムーズな復職や仕事と育児の両立に繋がっています。

結婚休暇

挙式日の前後を通じ連続する7日以内、もしくは入籍後1ヶ月以内の期間における連続する7日以内で休暇を取得することが可能です。

配偶者出産休暇

配偶者の出産日前の連続する7日以内で休暇を取得することが可能です。

出産休暇

産前6週間および産後8週間の出産休暇があります。特に会社が必要と認めたときは、出産休暇に加えて、産前休暇の前に2週間を限度として特認出産休暇を取得することが可能です。

育児休業

子が満1歳2ヶ月に達する日まで休業することが可能です。また、特別の事情がある場合は、最大で子が満2歳に達する日まで延長することが可能です。
なお、休業開始から連続5営業日以内を有給化しています。

看護休暇

小学校就学前の子供の病気の世話や予防接種などのために、毎年度5日間(子供が2人以上の場合は10日間)を限度に取得が可能です(1時間単位での取得も可能です)。

出産休暇中及び育児休業中の代替要員

出産休暇中及び育児休業中に可能な限り従業員の代替要員を配置します。

短時間勤務制度

会社が必要と認めた場合には、妊娠時より子が小学校3年生の3月末を迎えるまで、勤務時間を1日あたり最大3時間まで短縮することが可能です。

提携託児所利用、育児用品購入・レンタル割引

外部事業者との提携により、育児用品購入・レンタル割引、全国約1,000ヶ所の提携託児所やその他各種サービスを割引料金で受けることができます。

(4)ママパパ☆復職応援パッケージプラス

産休・育休取得者向け復職前セミナー(すくすく会)

産休・育休を取得中または取得予定の社員とその配偶者を対象に、「育児をしながら仕事で成果を出していく」ことへの理解を深めることや、スムーズな復職に向けて、各種情報提供・意見交換を行うことなどを目的としたセミナーを実施しています。

(5)柔軟な働き方を支える制度

勤務時間自由選択制度(スーパーマイセレクト)

会社業務に支障のない範囲で、勤務時間を5時~22時の間から選択することができる制度です。

半日休暇

1年に24回まで、午前または午後の半日単位で有給休暇を取得することが可能です。

テレワーク

全社員がシンクライアントシステムを利用したテレワークを可能としています。

退職再雇用制度

3年以上勤務した元従業員が応募できる再雇用制度を設けています。