ジェンダーギャップの解消
取組みの意義と目指す姿
取組み意義
東京海上日動では、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進における最優先課題としてジェンダーギャップ解消に取り組んでいます。女性社員一人ひとりが自律的にキャリアを描き、自分らしく輝きながら成長し続けられるよう環境や風土を変革していくことで、多様な人材誰もが「働きがい」を実感しながら活躍できることを目指しています。
目指す姿
会社や組織のあらゆる意思決定の場に、女性が当たり前に参画している状態
弊社のジェンダーギャップ解消の取組みにおいて実現したい姿がこの「目指す姿」です。多様な価値観を持った社員が意思決定の場に参画することで意思決定の質を高めていく、という考えのもと策定しました。 「目指す姿」の実現へ向けて、さまざまな制度や仕組み、チャレンジの場を提供しています。
取組み方針
「あらゆる意思決定の場への女性参画」と「エンゲージメントの向上」の両軸で推進しています。
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(1)
あらゆる意思決定の場への女性参画
2025年度末までに女性ユニットリーダー以上比率を30%以上にする
あらゆる意思決定の場における多様性確保の実現に向けて、リーダーの役割・責任を担う女性の割合を向上させ、多様なリーダーを輩出していきます。
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(2)
エンゲージメントの向上一人ひとりが自分らしくキャリアビジョンを描き、「働きがい」を実感しながら前進し成長し続けられるよう、エンゲージメント向上に資する様々な取組みを実施しています。
「目指す姿」の実現へ向けて
「目指す姿」の実現へ向けて、女性社員を対象にスキル面・マインド面の向上やネットワーク構築を目的に様々な取組みを行っています。
主な女性社員向けキャリア構築支援策
- ※マネージャー以上向けには性別を問わず、多様なリーダーシップやマネジメントについて学ぶ各種研修を実施しています。
主なプログラム | 対象 | 概要・目的 | |
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研修 | キャリアリーダーシップ・エクセレンス | ユニットリーダー | 自分自身と深く向き合い、リーダーとしてのあり方を考えると共に必要な論理思考・戦略思考を習得するプログラム |
キャリアリーダーシップ・アドバンス | シニアアソシエイト | 自身の強みを認識して、自分らしくリーダーシップを発揮していくイメージを持ち、自己研鑽を積むことで職場での行動変革に繋げるプログラム | |
TWCC | 女性社員 | 自らのキャリアを主体的に考え、自己開発や行動変革につながる学びの場を通じて個の力を高めるグループ内キャリアカレッジ | |
その他 | 有識者を招いたキャリアを考えるセミナー | ユニットリーダー以下 | 女性社員のエンゲージメント向上に向けて、「My Aspiration*」および「キャリアビジョン(なりたい姿)」を見つめなおすセミナー
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メンター制度 | マネージャー(女性社員) | 女性管理職の更なる上位階層展望へ向けた自己成長のサポート施策 |
ジェンダーギャップ解消に関するデータ
従業員の男女比(2024年4月現在)
男性
42%
(6,192人)
・・
女性
58%
(8,589人)
女性役員(2024年4月現在)
比率
14.8%
人数
9人
女性ユニットリーダー以上
(役員含む)(2024年4月現在)
(役員含む)(2024年4月現在)
比率
27.8%
人数
1,871人
育児休業制度利用者(2023年度実績)
男性
92.0%
(185人)
・・
女性
98.4%
(1,127人)
社外からの評価
2019年3月 経済産業省・東京証券取引所「なでしこ銘柄」選定 |
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2018年3月 東京労働局「くるみんマーク」「プラチナくるみんマーク」取得 |
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2014年10月 「均等・両立推進企業表彰」ファミリーフレンドリー部門・厚生労働大臣優良賞受賞 |
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2014年3月 ダイバーシティ経営企業100選 |
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