2002
複数保険を組み合わせ、
多様なリスクに備える「超保険」
を発売


超保険販売当初のパンフレット

1996年の保険の自由化以降、多くの外資系保険会社が日本での保険事業に参入し、保険会社同士の競争は加速。各社がそれぞれ特色を打ち出した保険商品の販売に乗り出しました。そうした中、当社は2002年に、お客様ごとに異なるさまざまなリスクに備えていただくため、自動車・火災・傷害など複数の保険を適切に組み合わせできるオーダーメード型の保険商品である生命保険・損害保険一体型商品「超保険」を発売しました。
この「超保険」は、従来の損害保険の形である「損害を補償する」ことに止まらず、「日常生活全般のリスクコンサルタント」としての役割を果たすものとして業界内外で注目を集めました。しかし、その販売システムの複雑さから売れ行きは好調とはいえず、発売後数年間の販売件数は当初の計画に遠く及ばないものでした。

一方で、そのコンセプトに共感する代理店は日増しに増えていき、次第に「超保険」の販売件数も着実に増加すると同時に、「超保険」の商品・事務・システムに対して、代理店から多くの改善要望が届きました。そして、当社は従来以上の頻度で改善に向けた商品改定を実施していきました。こうした努力の継続により、お客様から「補償が1つにまとまってわかりやすい」「代理店の説明で保険についてよくわかった」といった声をいただきはじめました。そして、2010年8月、お客様にとってのわかりやすさ、代理店にとっての使いやすさという視点から、コンセプトは変えずにパンフレットや資料、提案時に使用するコンサルティング・システム等の抜本的なリニューアルをはかり「超保険」を全面的に見直しました。
これを機に「超保険」の取扱代理店は一気に拡大し、新たに「超保険」に加入する世帯数が飛躍的に増加しました。