商品概要
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火災、落雷、破裂・爆発をはじめ様々な偶然な事故によって、建物、設備・什(じゅう)器等、商品・製品等、屋外設備装置に生じる損害を補償します。
火災、落雷、破裂・爆発
風災、雹(ひょう)災、雪災
給排水設備事故の水濡(ぬ)れ等
騒擾(じょう)、労働争議等
車両・航空機の衝突等
建物の外部からの物体の衝突等
盗難
水災
電気的・機械的事故
その他偶然な破損事故等
選択していただく補償プランや保険の対象により、補償される事故の範囲が異なります。
詳細は「補償内容」をご参照ください。
保険期間および補償の開始・終了時期
保険期間は1年から5年までの整数年*1または1年未満(月払の場合は、保険期間は3か月以上となります。) で設定していただきます。東京海上日動の保険責任は、始期日の午後4時(ご契約者からのお申出により、申込書等にこれと異なる時刻が記載されている場合はその時刻)に始まり、満期日の午後4時に終わります。
- *1地震危険補償特約をご契約いただく場合は、1年を超える長期契約はできません。
保険の対象の評価基準
- 建物、屋外設備装置、設備・什(じゅう)器等が保険の対象である場合は、「再取得価額」「時価額」の2種類の評価基準のうち、いずれかを選択していただきます。
評価基準 | 基準の内容 |
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再取得価額 | 保険の対象と構造、質、用途、規模、型、能力等が同一の物を再築・再取得するために必要な額を基準とします。 |
時価額 | 保険の対象の再取得価額から使用による消耗、経過年数等に応じた減価額を差し引いた額を基準とします。 |
- 「時価額」による評価基準を選択した場合は、損害額は「時価額」を基準に算定するため、お支払いする保険金が保険の対象を修理、再築・再取得するために必要な金額より少なくなることがありますので、「再取得価額」による評価基準を選択していただくことをおすすめします。
保険金額の設定
- 事故が発生した場合に十分な補償が受けられるよう、保険金額を設定してください。実際にご契約いただく保険金額については、申込書等でご確認ください。
- 高額貴金属等*1については、建物内設備・什(じゅう)器等、建物内商品・製品等が保険の対象で高額貴金属等不担保特約をセットしていない場合は、ご契約時に設定する額の1.4倍を限度に補償されますが、高額貴金属等の価額は設備・什(じゅう)器等、商品・製品等の保険金額に算入しません。
- ご契約時に選択していただいた保険金支払方式によって、保険金額の設定方法が異なります。
保険金支払方式 | 保険金額の設定方法 |
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実損払方式*2 | 保険の対象の価額に約定付保割合を乗じて保険金額を設定します。約定付保割合は、30%から100%までの10%単位で設定します。 例えば、約定付保割合を80%に設定しますと、保険の対象の価額の80%が保険金額となります。 |
比例支払方式*3 | 保険の対象の価額の評価、約定付保割合の設定は行わず、保険金額を設定します。 |
- *1貴金属、宝玉および宝石ならびに書画、骨とう、彫刻物その他の美術品で、1個または1組の価額が30万円を超えるものをいいます。
- *2保険金額の1.4倍を限度に損害額から免責金額(自己負担額)を差し引いて損害保険金をお支払いします。ただし、損害保険金の額から「残存物取片づけ費用、損害範囲確定費用、仮修理費用」を除いた額は、保険金額を限度とします*4。
- *3保険金額が保険価額の80%以上の場合は実損払方式と同様ですが、保険金額が保険価額の80%未満の場合はお支払いする損害保険金が損害額を下回り、十分な復旧ができないことがあります*5。
- *4高額貴金属等を除く商品・製品等については保険金額の1.68倍を限度とします。ただし、損害保険金の額から「残存物取片づけ費用、損害範囲確定費用、仮修理費用」を除いた額は、保険金額の1.2倍を限度とします。
- *5保険金額が保険価額の80%未満である場合は、損害保険金の額は以下の算式により算出した額となります。ただし、高額貴金属等については、保険金額の保険価額に対する割合にかかわらず損害保険金=損害額−免責金額(自己負担額)で算出した額となります。
- 比例支払方式は、事故発生時に一部保険(保険金額が保険価額を下回ることをいいます。)や超過保険(保険金額が保険価額を超過することをいいます。)となり、十分な保険金が支払われなかったり保険料の無駄が発生する場合がありますので、実損払方式によるご契約をおすすめします。
比例支払方式でお支払いする保険金の例
建物を保険金額5,000万円(免責金額5万円)でご契約、火災が発生して3,000万円の損害が発生、事故時点での建物の保険価額を評価したところ、1億円であった場合
実際の損害額に対して、支払われる損害保険金が不足してしまいます。