地震(じしん)は予測(よそく)できるの?
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予知(よち)できる地震はありません。
地震の予知とは「いつ」「どこで」「どれくらい大きいか」を精度(せいど)よく限定(げんてい)して予測することです。それはとてもむずかしいと考えられています。
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ナマズがさわいでも、地震がおこるわけではない。
日本には「ナマズがさわぐと地震が起こる」という話がありますが、これもあてになりません。
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大切なのは地震に対して日ごろの備え(そなえ)をしておくこと。
地震はとつぜんやってくるものです。ですから「日ごろの備え」が一番大切です。
地震のときに大切な地域(ちいき)のつながり
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1
ご近所パワーがたくさんの命をすくった。
阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)のとき、たおれた家の下じきになってにげ出せなくなったひとのおよそ80%は、近所に住む人たちによって助け出されています。
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2
警察(けいさつ)や消防(しょうぼう)の活動も、地域の人のじょうほうがたより。
かけつけた救助隊(きゅうじょたい)も、だれがどこにとじこめられているかを、地域の人から教えてもらうことで、救助活動(きゅうじょかつどう)ができました。
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3
「地域のつながり」があれば、いざというとき助け合える。
いざというとき助け合うためにも、日ごろからあいさつをしたり、地域の防災訓練(ぼうさいくんれん)にさんかして「地域のつながり」を作っておきましょう。
今回のまとめ
地震はいつおきるかわかりません。大切なことは日ごろからの「備え」です!