日本で夏に台風が多いのはなぜ?

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台風は上空の風(気流)に流されて、西から北に発達(はったつ)しながら動きます。夏になると日本の近くに「太平洋高気圧(たいへいようこうきあつ)」がはり出して来るため、台風はそのふちにそって動き、日本に近づいてきます。
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台風は海水温が27度以上(いじょう)の温かな南の海で、一年中発生していて、夏から秋にかけて発生の数がふえます。
台風が近づいたら気をつけること
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山が多い日本は、川の流れが急なので、台風によって雨の量が増えると、さまざまな災害が発生する可能性(かのうせい)があります。
気象情報(きしょうじょうほう)に注意して、海岸や川、がけなど、危険(きけん)な場所には近づかないようにしましょう。
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2
用事がないのに外に出てはいけません。 ふだんからおうちの人とひなん場所をかくにんしておくことも大切です。
住んでいる地域(ちいき)で水害(すいがい)や土砂災害(どしゃさいがい)が発生する可能性がないか、市町村がつくっているハザードマップでかくにんできます。
今回のまとめ
台風は夏から秋にかけて多く発生し、太平洋高気圧のため日本に近づいてきます。大きな被害(ひがい)をもたらすこともあるので気をつけましょう。
参考文献・参考サイト
