津波(つなみ)の速さ(はやさ)ってどのくらいなの?

津波は、水中や地上では具体的(ぐたいてき)にどのくらいの速さなのでしょうか。

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津波は水深(海のふかさ)がふかいところほどスピードが速いです。
水深5,000mではジェット機と同じくらいの時速800km
水深500mでは新幹線(しんかんせん)と同じくらいの時速250km
水深50mでは自動車と同じくらいの時速80km
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陸地(りくち)に近づいてくるとスピードは落ちますが、それでも陸上ではオリンピック短距離選手の平均速度と同じくらいの時速36㎞くらいのスピードがあります。わたしたちが先を歩いていてもすぐに追いつかれてしまうスピードです。
また、陸地に近づいてきた津波は、水深や海岸の地形の変化(へんか)によって高くなったり、威力(いりょく)が強くなったりします。遠くでは低く見える津波でも注意が必要です。
津波について知っておくべきこと
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1
津波は家をおし流すくらいの強い力があり、伝わる速さもとても速く、海を伝わって広い範囲(はんい)まで伝わります。
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2
津波は決して見に行かないように注意し、できるだけ高いところ、遠いところに急いでひなんすることが重要です。
今回のまとめ
津波は浅くなるにつれて速度は落ちますが、津波が見えてからではひなんが間に合いませんので、できるだけ高いところ、遠いところに急いでひなんすることが重要です。
参考文献・参考サイト
