To Be a Good Company

シートベルトの役割(やくわり)ってなに?

シートベルトを使うことは、道路交通法(どうろこうつうほう)で定められている大切なルールです。シートベルトをしないとなぜ危険(きけん)なのでしょうか?

  • 車のイスやハンドルにはげしくぶつかるのをふせぐためです。
    事故(じこ)の衝撃(しょうげき)でぶつかって大ケガをしないよう、シートベルトがしっかり体をささえてくれます。

  • 車の外に放り出されるのをふせぐためです。
    シートベルトをしていないと、事故のとき車から外に放り出されることがあります。

  • 前の座席(ざせき)の人にぶつかって、両方が大ケガするのをふせぐためです。
    運転している人や助手席(じょしゅせき)の人がシートベルトをしていても、後ろの席(せき)の人がしていないと大ケガをする危険がとても高くなります。

シートベルトをしていないと体に受ける、しんじられないほどの力とは。

シートベルトの正しい着用方法 シートベルトは正しく装着すると交通事故にあった場合の被害を大幅に軽減できます。シートの背は倒さずに、シートに深く腰掛ける。体を斜めにせず正しい姿勢をとる。肩ベルト(三点式ベルトの場合)は、首にかからないようにする。また、肩ベルトがたるまないようにする。ベルトがねじれないようにする。バックルの金具は確実に差し込むようにする。腰ベルトは骨盤をまくようにする、しっかり締める。
  1. 1

    時速60㎞でコンクリートのカベに衝突(しょうとつ)した場合に受ける衝撃(しょうげき)は、高さ14階のビルから落ちた場合とほぼ同じといわれています。事故にあうと、しんじられない衝撃を受けることになります。

  2. 2

    シートベルトなしでは、たとえ時速7キロメートルでも身を守りきれません。衝突時にかかる衝撃力は、時速40キロメートルで体重のほぼ30倍。それに対し、手足のカだけで受け止めきれるのは、どんなにがんばっても体重の2倍から3倍までです。シートベルトは自分の身を守るいのちづななのです。

  3. 3

    シーベルトは正しくつけることが大切です!

    子どもは身長にあわせて、チャイルドシートの学童用(ジュニアシート)を使いましょう。

今回のまとめ

シートベルトをしていないと、事故が起きたときに、死亡(しぼう)する危険性(きけんせい)が高くなります。
安全なドライブを楽しむためにも、かならずシートベルトをしめましょう!