社員の思いから
- 東京海上日動では、「環境に関することで長く続けられること」という社員の思いから、創立120周年記念事業の一環として1999年よりマングローブ植林活動を継続しています。
- これまでに東南アジア6ヶ国(インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、マレーシア)、南アジア2ヶ国(インド、バングラデシュ)、フィジーの計9カ国で植林を実施しています。
- 日々の植林活動は植林NGOや地元住民のみなさんの協力により進められていますが、年1回程度世界各地のグループ社員、代理店やその家族もボランティアとして植林活動に参加しています。
- 2009年からは「お客様と一緒に環境保護活動を行うこと」をコンセプトに「Green Gift」プロジェクトを開始し、お客様にも参加いただいて植林活動に取り組んでいます。
マングローブは地球温暖化の主要因といわれる二酸化炭素を吸収し、蓄える力が大きいことで注目されています。また、マングローブの根がつくる安全な空間は「命のゆりかご」と言われ、豊かな生態系を育んでいます。さらには、「みどりの防波堤」として津波等の自然災害から人々の生活や生態系を守る役割を果たしています。
東京海上日動は、このマングローブを「地球の未来にかける保険」と位置づけ、植林活動を100年続けることを目指して取り組んでいます。
その思いを国内にも
これまで東南アジアを中心に、海外でのマングローブ植林活動を続けてきましたが、マングローブ植林活動は環境保護にとどまらず、マングローブの森が災害から人々を守り、豊かな生態系が人々の生活も豊かにする等、様々な効果があることがわかり、継続していくことの重要性を感じています。
東日本大震災の経験を機に、改めて国内の環境についても守り育てることの重要性を認識しました。多くの社員からも「国内の環境保護活動も支援してはどうか」という声が寄せられ、2013年10月から日本各地にも環境保護活動を広げています。
国内の環境保護活動としては、高知の森林保全、宮城県の海岸林保全、子どもたちを対象とした環境保護活動を行ってきました。2022年10月からは、海を守る活動としてアマモ場の保全・再生活動に取り組んでいきます。