イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/宮城県
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON)
被災した北上川のヨシ原を再生!~ヨシペン作ってハガキを書こう~
- イベント名:
- 被災した北上川のヨシ原を再生!~ヨシペン作ってハガキを書こう~
- メッセージ:
- 東日本大震災で半分が失われた北上川河口ヨシ原の再生のため、ヨシの植栽作業を行い、ヨシを使ったヨシペン作りを行います。自分だけのオリジナルのヨシペンを作って、ヨシのはがきにお手紙を書こう!
- 開催日時:
- 2016年6月5日(日)10:00~15:00
活動内容
午前中のヨシの移植作業では、参加者は長靴を泥だらけにしながら、河岸そばに生えているヨシを根本から堀り起こし、ヨシが失われた場所に植えました。広いヨシ原のごく一部ですが、移植した1000本ほどのヨシが根付き、広がっていくことを願って、達成感のある作業を終えました。午後のヨシペン作りでは、大人も夢中になってヨシを削り、万年筆にも劣らずしっかりと書けるオリジナルのヨシペンができあがりました。ヨシのはがきに書いた手紙や絵は味わい深く、良い思い出とともに心に残るお土産になったようです。
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川岸沿いのヨシを根本から掘り起こします
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1時間で約1000本を植えました
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子どもも大人も夢中でヨシをカッターで削り、オリジナルヨシペンを作りました
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 25人
- うち子どもの人数:
- 13人
参加者の声
- 失われたものを回復させるには、多くの時間や人の手が必要だということを知った。
- 地域の環境に深く関わっていて、思った以上に環境改善が期待できるような取り組みだった。
- とても大変で地味な作業だが、自然を残し地球をきれいにするプロジェクトなのだと感心した。
- 年代に関係なく参加、活動できるプログラムで、環境に対する意識が高められて良い。
- 作業時間はもう少し長くても良い。また参加したい。
- ヨシは使ってこそ保全につながる。もっとヨシを活かしていきたい。
- ヨシを生かしたeco住宅がヨーロッパで多いことや、ヨシを生かした建築物、ヨシ原というものの存在について初めて知った。
- 以前ヨシ原の近くに暮らしていており、懐かしくなって今回のプログラムに参加した。
- 昔はシジミがとれていた場所にシジミが生きておらず、さみしさを感じた。
イベントを振り返って 主催団体より一言
県や地域、活動団体、企業が連携し、それぞれが今回のプログラムを案内することにより、これまでヨシ原を知らなかった人に、ヨシ原の現状や再生に取り組んでいることを広く知っていただくことができました。参加者はヨシの移植作業だけではなく、ヨシのお話やヨシの活用まで学び体験することで、ヨシ原に対して愛着を持ち、自分がヨシ原再生に貢献できたとを感じてくれたようです。また、今回のチラシを見て「震災前は近くに暮らしていた。今回参加はできないが再生に向けてがんばっている人がいることを知って嬉しい。ぜひ終わったらどんな状況だったか教えてほしい。」との声もありました。震災から5年が経過し、北上川河口から移り住んでいる方に対して、地元で地道に活動し続けていることを知ってもらう機会にもなりました。
イベント概要
イベント内容
・北上川河口のヨシ原でヨシの植栽作業
・北上小学校体育館で昼食、震災のお話し、ヨシのお話し
・ヨシペン作り体験、ヨシハガキにお手紙書き
開催場所
北上川河口(宮城県石巻市北上町十三浜月浜88-2付近)
※ 送迎バス予定(詳細は団体ホームページに掲載されている募集ちらしをご覧ください)
1 仙台駅集合・解散の方:7:50 集合 8:00仙台駅東口出発 <10:00~15:00活動> 17:00 仙台駅東口到着解散
2 石巻集合・解散の方:9:20 集合 9:30追波川河川運動公園出発 <10:00~15:00活動> 15:30追波川河川運動公園解散
実施団体
- 主催:
- 公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワーク(MELON) 特定非営利活動法人 りあすの森 特定非営利活動法人 環境生態工学研究所
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 有限会社熊谷産業 環境サークルたんぽぽ 東北環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省