イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
募集終了/鳥取県
特定非営利活動法人 未来守りネットワーク
育てよう!みんなの中海

- イベント名:
- 育てよう!みんなの中海
- 開催日時:
- 2014年4月20日(日)10:00~12:00
活動内容
島根県安来市安来干拓(島田地区)承水路において、環境教育と海草類・魚介類の再生を行いました。はじめに、中海におけるカワツルモの現状や海藻類・魚介類の役割とそれらを食べることが環境を良くすることを学びました。その後は水辺へ移動し、カワツルモの移植とアサリ・大和シジミの稚貝を放流しました。カワツルモは小さく繊細で扱うのが少し難しく、親子で移植を行いました。アサリや大和シジミの放流は、子どもたちが本当に楽しそうで順番が待ちきれない様子でした。子どもたちの中には、どちらがアサリかシジミか分からない子もいましたが、これからは区別がつきそうです。貝を触ることや臭いが嫌な子もいれば、普段からメダカなどの水中生物に関心を持ち、気にならない子もいました。移植や放流後、講師がこの日体験したことの「おさらい」をしてくれました。「絶滅危惧種に指定された海草が身近にあることが分かって良かった。」などの感想を、周りの子供たちも真剣に聴いていました。子どもなりに懸命に理解しようとする積極的な姿に大人のほうが教わった気がしました。
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プログラム説明と中海の現状
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移植方法の説明
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カワツルモの移植
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アサリ・大和シジミの放流
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小学生による「おさらい」
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 89人
- うち子どもの人数:
- 46人
参加者の声
- とても良いイベントだった。
- 子どものイキイキとした楽しそうな姿が良かった。
- 大人も子どももどちらも参加できる点が良かった。
- パワーポイントでの説明に写真だけでなく、名前も添えてあるとより良いと思う。
- こどもにいろんな体験をさせてあげたい。今後も続けてもらいたい。
- 1人1人の意識で、自然をきれいにして、子どもたちにも伝えていくことが大切だと感じた。
イベントを振り返って 主催団体より一言
初めての参加者には、環境や中海に対する意識の変化が見られました。また、4月から1年間にわたって中海の環境学習をする小学生の参加者も多く、今回体験したことがその導入となったようです。最後に、参加者全員で中海の海藻で栽培したお米のおにぎりや大和シジミの味噌汁を食べましたが、事前に説明をしたことで、中海における海草や魚介類の役割、またそれらを食べることによる循環で環境が良くなることを体験を通じて実感してくれた様子でした。中海は鳥取・島根両県を跨いだ位置にあり、両県の宝です。両県在住の市民の参加により、みんなで環境を良くしていくことの大切さを改めて実感しました。
イベント概要
実施団体
- 実施団体:
- 特定非営利活動法人 未来守りネットワーク