イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/奈良県
特定非営利活動法人 宙塾
菜の花と橘で結ぶ記紀万葉の道巡り「上ツ道ウォーキングと菜種油の奉納・菜の花栽培!」

- イベント名:
- 菜の花と橘で結ぶ記紀万葉の道巡り「上ツ道ウォーキングと菜種油の奉納・菜の花栽培!」
- メッセージ:
- 菜の花を育てて自然の循環を学び、搾った油を上ツ道(伊勢街道)沿いの寺社に奉納し、世界の平和を祈りましょう!
- 開催日時:
- 2017年2月12日(日)9:30~13:00
活動内容
まずは奈良県庁前から興福寺、猿沢の池、道祖神社、元興寺へとウォーキング!普段は何気なく歩いている道が、深い歴史であふれていることを知り、子どもたちは驚いていました。特に元興寺の瓦は1300年前に平城京に遷都したときに明日香の地から持ってきた瓦が現在も使われていることを知り、日本人の物を最後まで大切にする「もったいない」精神が今に引き継がれていることに感動し、昨年栽培をお手伝いした菜種の油を世界遺産の元興寺に奉納して世界の平和を願いました。奉納した菜種油は当寺の最も大きな行事である地蔵祭りで使われます。元興寺を出た後は、上ツ道(伊勢街道)を宙塾の事務所までさらにウォーキング!子どもたちも最後までしっかりと歩きました。事務所前の休耕田で菜の花の除草・施肥作業をした後、のっぺい汁が振舞われ、持参したお弁当とともにいただきました。午後からは希望者で味噌づくりに挑戦!初体験の子どもが多く、塩麹とゆでた大豆を混ぜてこねる体験を楽しみ、自分で作った味噌でみそ汁を作ることを楽しみに家に帰りました。
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元興寺で菜種油奉納
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菜の花の除草と施肥
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塩麹を入れてモミモミ
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 39人
- うち子どもの人数:
- 17人
参加者の声
- 今まで知らなかった歴史や自然について知ることができた。
- 1300年前の瓦が今も使われているのがすごい!
- エコの大切さがよくわかりました。
- 菜の花による循環型社会の話がよかった。すごく広がりのある内容で驚いた。
- 菜の花の奉納がなされていること、捨てるところがないこと等、新しい発見ができた。
- 家庭でもできることをやりたいと思った。
- 自然の大切さを知った。多くの人に広めていきたい。
- 御朱印帳をいただき、これから集めてみたいと子どもが喜んでいた。
- 自分の家の空き地を整備してみようと思った。
イベントを振り返って 主催団体より一言
子どもたちが歴史の話やウォーキングが楽しめるか心配をしていましたが、わいわいがやがや楽しそうに歩き、元興寺での菜種油の奉納や、1300年以上使われている瓦の話など、環境保全に通じる話も興味を持って聞いていました。休耕田で行う菜の花栽培では、循環を学ぶだけでなく、私たちの歴史にもつながり、また自然と歴史が一体となって観光資源となっている奈良の素晴らしさも実感できたと思います。元興寺、ナルク奈良、神殿第3自治体有志、米工房(無農薬で米や味噌づくりをする団体)、リントス(女性の自立を支援するNPO)、観光ボランティアガイド等と連携して、このプロジェクトを進めていくための基盤づくりを強化することができました。今後より多くの参加者を誘ってくださることを願っています。子どもたちにはウォーキング時にゲーム性のある内容を加えたら、もっと楽しく歩けるのではないかと思いました。今後検討したいと思います。
イベント概要
イベント内容
奈良県庁前に集合、興福寺を経由し、上ツ道(伊勢街道)をウォーキング!猿沢の池から上ツ道を通り、元興寺へ。元興寺で菜種油の奉納や御朱印帳記帳を行い、植樹された橘を鑑賞。都の果て(京終)の石灯籠等を経て、北永井の菜の花フィールドへ到着。菜の花プロジェクトによる循環型社会の説明を聞いて、菜の花畑の除草、施肥を行います。持参いただいたお弁当を食べる際は、汁物を提供します。
※ 希望者(事前申込)は午後から味噌づくり体験もできます!
開催場所
- 奈良県庁:
- 奈良市登大路町30
- 興福寺:
- 奈良市登大路町48番地
- 元興寺:
- 奈良市中院町11番地
- 菜の花作業の畑:
- 奈良市北永井町12番地及びその前の畑
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 宙塾
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 地球環境パートナーシッププラザ 特定非営利活動法人ナルク奈良 G&L共生研究所
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 奈良県 奈良県地球温暖化防止活動推進センター