イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/香川県
特定非営利活動法人 アーキペラゴ
豊島の「ごみ」問題はどうなった?「自然」との生活ってどんなもの?

- イベント名:
- 豊島の「ごみ」問題はどうなった?「自然」との生活ってどんなもの?
- メッセージ:
- 一区切りがついた豊島のごみの問題。これから、島はどんな風になっていくのだろう?豊かな島で昔と同じ方法で「田植え」をしながら考えよう!
- 開催日時:
- 2017年4月22日(土)8:00~17:00
活動内容
高松港から海上タクシーで豊島へ移動し、まず産業廃棄物処理施設で講師のお話を聞きました。子どもたちには少し難しい内容もありましたが、不法に投棄された廃棄物の写真に衝撃を受けていました。農業体験場へ行く途中、てしま天日塩ファームで塩づくりを見学。初めて見る手作りの塩とその工場にみんな興味津々!産廃問題があった豊島ですが、今ではとてもキレイな海水で塩づくりができるようになったと実感しました。午後は田植えとタケノコ堀りを体験。子どもも大人も裸足になって、昔ながらの「定規」を使った田植えに挑戦し、タケノコの掘り方を教わった子どもたちが競い合って竹やぶに入って行き、抱えきれないほどのタケノコを採って喜んでいました。
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これが産廃の模型なんです
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海水で作ったお塩をペロッと味見
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この道具(定規)があればまっすぐ植えられる!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 26人
- うち子どもの人数:
- 10人
参加者の声
- 「ごみの島」だった豊島がここまできれいになるとは思っていなかった。
- 初めて田植えをした。これから一粒のお米も残さず食べようと思う。
- 田んぼの中がとても気持ち良く、田植えが面白かった!
- 普段できないようなことを次から次に体験でき、子どもにとって素晴らしい一日になった。
- 自分たちの行動ひとつで環境に優しい生活ができると改めて感じた。
- 豊かな自然はあたりまえのものではないと思った。知人にも伝えたい。
- これからいろいろなイベントに参加して、環境について考えたい。
イベントを振り返って 主催団体より一言
今年3月28日に豊島から産業廃棄物が完全搬出したことがニュースでも取り上げられ、子どもたちも耳にしたことがあるお話を聞いて「どうしてこんなにたくさんのごみが島に来たの?」と、疑問を持ってくれました。移動中、分からないことを大人に聞く子どもたちの姿も見え、「ごみを減らしたい!」「ごみが出ないように工夫したい!」と、自分たちの生活を振り返るきっかけ、学びの一歩になったと思います。農業体験場近くの海岸では、島の海岸で海水を汲み上げ、ろ過しながら塩をつくる「流下式塩田」を始めた、てしま天日塩ファームの見学を行いましたが、産廃の話を聞いた後だったので、豊島がきれいな島に戻ってきていることを、より実感できました。農業体験では田植えとタケノコ堀りを体験し、実際に自然に触れることで、きれいな自然と、そこで生活することの価値に改めて気づいていただいたようです。
イベント概要
イベント内容
・豊島産業廃棄物処理施設を見学
・砂じいの郷にて田植え体験
開催場所
香川県小豆郡豊島
・豊島産業廃棄物処理施設:小豆郡土庄町豊島家浦3158-1
・砂じいの郷:小豆郡土庄町豊島家浦3394-2
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 アーキペラゴ
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 四国環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省