イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/秋田県
一般社団法人 あきた地球環境会議
摘んで 学んで 召し上がれ!~ 沼の宝石「じゅんさい」摘み取り体験 ~ 第1回
- イベント名:
- 摘んで 学んで 召し上がれ!~ 沼の宝石「じゅんさい」摘み取り体験 ~ 第1回
- メッセージ:
- 絶滅危惧種となる貴重な食材「じゅんさい」。小船に乗って親子でじゅんさいについて学び、手摘み体験を楽しみます。
- 開催日時:
- 2017年6月24日(土)9:00~13:00
活動内容
開会式の後、伏流水の恵みや多様な生物が生息するきれいな水質など、じゅんさいを育む三種町の豊かな自然環境や、天然じゅんさいが絶滅危惧種となった理由について学び、私たちにできる環境保全活動について考えました。続いて、親子で小舟に乗って摘み取り体験!バランスを取りながら前かがみになって、水中をじっくり覗き「あった、あった!」と声を出しながら新芽を一つひとつ手で摘み取りました。摘み取ったじゅんさいは一人ずつ計量し、自ら摘んだじゅんさいがお土産となり、皆さん大満足!最後に志戸田園のじゅんさいを使ったじゅんさい鍋を味わい、じゅんさい尽くしの一日となりました。家に帰ってもじゅんさいを楽しめるよう、講師からじゅんさいの調理方法や、鍋に使った地元の食材(軍鶏や山菜のミズ)などの紹介もあり、参加者の皆さんに最後まで興味を持って活動いただきました。
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舟の乗り方と摘み取り方法を講師が説明
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舟に乗って親子でじゅんさい摘み取り体験!
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じゅんさい鍋をいただきます!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 34人
- うち子どもの人数:
- 16人
参加者の声
【子ども】
- じゅんさいは、貝やおたまじゃくしがいるきれいな水に育つということがわかった。
- じゅんさいの沼に農薬が入るとじゅんさいが全滅することを知った。
- 絶滅危惧種のじゅんさいをこれからも大切にしていきたい。
- 水がきれいで場所も良かった。ボートの乗り方やこぐバランスが難しかった。
- 授業で地球環境に関しての勉強をしているのでとても良い経験になった。きれいな水源を保つために自分たちもできることを考えてみたい。
【大人】
- 自然体験ができ、非常に有意義だった。自然の恵みはありがたいと感じた。
- じゅんさいが育つ環境を維持するには、水や自然環境を維持することが大切ということがわかりました。
- 農家の方たちが普及活動に熱心で丁寧に説明されていて素晴らしいと感じた。
- じゅんさいを育てるのも大変な時代なのだと思った。たくさん食べてじゅんさいを後世に残していきたい。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
開催場所であるじゅんさい沼の付近は地元の環境教育の場としても活用されている自然豊かな里山で、自然に触れる機会の少ない子どもたちにとって、貴重な自然体験の場となったようです。講師の話や、体験活動を通じて、自然と人間との関わりや、自然の恩恵を受けて生物の多様性が成り立っていることを学んでもらいました。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
現地の団体と連携を図れたことにより、現場に即した助言のもと、当日の動員、物品の貸出等、多くの協力を得ることができ、スムーズな開催運営ができました。また、東京海上日動からは多くのボランティアスタッフの参加等、全面的なサポートをいただいたことで、安全に進行でき、参加者の満足度も上がったと思います。
【その他】
野外活動として「じゅんさい」を題材にした講座は初めてでしたが、現地下見や協力団体との連絡を数多く行いながら準備をすすめたことで、計画どおり実施運営することができました。今回の実施で職員が学んだことも多く、また参加者の満足度も高かったので、今後も継続的に講座を実施したいと思います。
イベント概要
イベント内容
(1)じゅんさい沼のルーツ:白神産地からの恵み等、豊かな自然環境の仕組みについてのお話
(2)じゅんさい摘み取り体験:小舟に乗って手摘みする昔ながらの収穫方法を体験
(3)じゅんさいを味わう:摘んだじゅんさいを使った郷土料理を学び、味わう
開催場所
- 開催場所:
- 里山志戸田農園(秋田県山本郡三種町)
- 集合場所:
- 三種町山本総合支所(秋田県山本郡三種町豊岡金田森沢1-2)
実施団体
- 主催:
- 一般社団法人 あきた地球環境会議
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 田舎ぐらし大学みたね 東北環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省