イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/愛媛県
特定非営利活動法人 どんぐり王国
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト~ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~

イベント名:
触・植・食(ふれる・そだてる・あじわう) 3しょくプロジェクト~ビオトープを作って身近な自然環境を見守ろう~
メッセージ:
水源地を含む自然豊かな里山に、地域の自然の縮図となるビオトープを作っていきながら、自然の循環を体験しよう!
開催日時:
2017年5月13日(土)10:00~15:00

活動内容

オリエンテーションを行った後、まずは微生物のえさとなる落ち葉拾いをしながら観音水まで探索!山の洞窟から水が湧き出ている場所で葉っぱと一緒に沢ガニやカタツムリを捕まえました。お昼には、薪と羽釜で炊いた3升のご飯のおむすび、ついさきほど畑で採った有機野菜のサラダ、ポップコーン、目の前の大鍋で湯がいたうどんをいただきました。午後は、ビオトープを作っていきながら環境を保全することを実感してもらうため、落葉樹の植樹を行い、拾ってきた落ち葉を池に入れました。イモリを手のひらにのせ、触ったりなでたりしている子、農場の中を駆け回り生きもの探しをする子、池の中をのぞき込む子、思い思いに自然と触れあっていました。実体験後の対話形式の学習では、次第に子どもたちが講師の先生の話に引き込まれていき、池に住んでいる生きものは何か、生きていくために何が必要か、エサになる生きもの、そのまたエサは何か、自然環境を守るためには何ができるか等、子どもたちから積極的な意見が出ました。池の水質や生きもの、周りの環境などがが変化していく様子をこれからのイベントで継続して見ていただけたらと思います。

参加人数

参加人数(スタッフを除く):
23人
うち子どもの人数:
13人

参加者の声

イベントを振り返って 主催団体より一言

今回のイベントは遠方から参加された方も多く、普段とは環境の違う自然の中で戸惑っている子どもさんもいましたが、イベントが進行するにつれ、子どもたち同士が打ち解け、活発に活動していき、地域ボランティアの方からも「子どもたちの目がきらきらしている」との感想をいただきました。講師の指導による対話形式の学習では、生きもの探しに夢中になっていた子どもたちが次第に講師の先生の話に引き込まれ、自然や環境についての意見を出していました。様々な体験や大人の関わり方で、子どもたちが自ら考え行動していくきっかけを作ることができるのだと実感しました。イベントに向けて地域ボランティア、若者ボランティア等、ビオトープ製作の段階から様々な方のご協力をいただき、準備に関わったメンバーにとっても、自然、環境についての認識を深めることができました。また東京海上日動愛媛支店、四国EPO松山デスクとの初めてのイベントでしたが、自然の中での活動を通じて過ごした一日は今後の事業への意欲を高めるものでした。3年間の事業期間にさらに協力者を募り、自然、環境保全の意識が高まればと思います。


イベント概要

イベント内容

山から水が湧き出てくる第2観音水を見学した後、地域の自然やビオトープについての学習を行い、生きもの観察、ビオトープ作りに参加します。また、自然の恵みを味わう目的で、循環型農業で栽培した有機野菜を使った昼食をいただきます。

開催場所

特定非営利活動法人 どんぐり王国 第2農場(愛媛県西予市宇和町明間2530番地)
松山自動車道宇和インターより野村方面へ車で10分
西予市宇和町明間 名水百選 観音水 すぐそば

実施団体

主催:
特定非営利活動法人 どんぐり王国
共催:
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協力:
四国環境パートナーシップオフィス
協賛:
東京海上日動火災保険株式会社
後援:
環境省