イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/山梨県
特定非営利活動法人 木netやまなし
丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森からの恵み。(第1弾)
- イベント名:
- 丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森からの恵み。(第1弾)
- メッセージ:
- 里山地域の抱える生態系や環境の変化について考え、自然を生かした農業体験から自然のしくみや恵みを感じよう!
- 開催日時:
- 2017年8月5日(土)8:30~17:00
活動内容
開会式を行った後、郷土資料館内の動物のはく製等を見ながら、獣害や生態系の変化、その影響が人間の暮らしにも影響していることについて、丹波山村の地域おこし協力隊の方からレクチャーしていただきました。子どもたちも興味を持って、質問にも積極的に答える様子が見られました。レクチャーの後には実際に散策し、獣害対策の柵に囲まれた中での生活の様子に驚いているようでした。午後の農業体験では、ジャガイモの収穫とダイコンの種植えを行いました。手やスコップを使いジャガイモを掘り、「こんなに大きいのが取れた!」と声をあげながら収穫。ダイコンの種も指導者に教えられたとおり、一粒、一粒を丁寧に畑に蒔き、土をかぶせる作業を真剣な表情で行いました。
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動物のはく製を見学。うわー!動き出しそう!
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獣害対策の柵を近くで見てみる
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大きなジャガイモでてくるかな?
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 15人
- うち子どもの人数:
- 9人
参加者の声
- みんなとジャガイモ掘りをしたり、動物のお勉強をしたり、とても楽しかった。
- 獣害についてのレクチャーはとても勉強になった。
- 柵をつけないと農業を続けられないという環境が身近にあることに驚き、他人ごとではないと感じた。
- 大自然を体験でき、食事も丹波山村のものをいただけて良かった。
- 一つのプログラムにたくさんの団体の方が関わっていて素晴らしいと思った。
- 本当に楽しかった。また来たい!
イベントを振り返って 主催団体より一言
前半は、獣害等が環境に及ぼす問題についてレクチャーを行いました。想像以上にシカが増えてきており、柵で囲わないと野菜がシカの食害を受けてしまうこと、水の汚染や森林も被害を受け、土砂災害などにもつながる等、人間の暮らしにも関わる問題であるという話を聞き、子どもたちも「おいしい野菜が食べられなくなる」「おいしいお水も飲めなくなる」「木がなくなると土砂が流れてくる」等、環境に及ぼす影響を自分なりに理解した様子でした。また、今回は丹波山村役場の方々にご協力いただいた他、実際にその地域でシカ対策の活動をしている、地域おこし協力隊の方にレクチャーをお願いしたことで、わかりやすくお話しいただき、問題をさらに身近に感じることができました。また、地域の方々のご協力により、地元の食材で作った昼食をいただいたことで、より地域に密着し地域の思いが伝わる活動になったと思います。地元の住民の方々の「県内の人にも丹波山村のことを知ってもらいたい」という思いに応えることができたように思います。
イベント概要
イベント内容
・里山地域の散策、シカと人のくらしの変化についてのレクチャー
・自然と調和した農法での農業体験(ジャガイモの収穫)
・地元の食材を使った昼食
開催場所
- 開催場所:
- 山梨県北都留郡丹波山村
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 木netやまなし
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 丹波山村 公益財団法人オイスカ 関東環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省