イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/山梨県
特定非営利活動法人 木netやまなし
丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森からの恵み。(第2弾)
- イベント名:
- 丹波山村で考えよう!里山の環境問題。感じよう!森からの恵み。(第2弾)
- メッセージ:
- 里山地域の抱える生態系や環境の変化について考え、自然を生かした農業で栽培された野菜の収穫体験から環境と生活のつながりを知ろう!
- 開催日時:
- 2017年8月26日(土)8:30~17:00
活動内容
最初に河原でマスのつかみ取りと、農作業体験を行いました。きれいな水はどこから来るのか、安全でおいしい野菜はどのように育つのか等を考え、その後森林のサイクルや役割についてのレクチャーを丹波山村の地域おこし協力隊の方に行っていただきました。午後は森に入って、チェーンソーで木を倒すところを見た後、今度は子どもたちがノコギリを使い玉切り体験を行いました。初めてノコギリを使う子どもたちが多く、最初は苦戦していましたが、ノコギリの使い方を教わり、コツをつかんだ後は、自分ひとりの力で直径10センチほどの木を切っていました。また、自分たちが切った木が、村の温泉の薪ボイラーの燃料として無駄なく資源として使われることを知り、木を切って利用することも環境にとって良いことだということを理解しました。最後に自分たちで切った木をスライスしたものをお土産として渡すと、とてもうれしそうな様子で、何度もにおいを嗅いだり、触ったりしていました。
-
魚のつかみ取りの様子
-
大きなカボチャが取れました!
-
初めての玉切り体験
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 16人
- うち子どもの人数:
- 9人
参加者の声
- 間伐を見せていただき、お話も聞けたのでよく理解できた。
- 森林の話はとても興味深かった。ただ木が植えてあれば良いということがわかった。
- 車で近くまで来たことはあったが、村の中に入ったのは初めて。なかなかこのような経験はできないのでとても良かった。
- (前回も参加した方から)3年生の子どもにはまだ環境問題は難しい内容だろうが、山肌が見えているような場所では動物の害があるのではと話しをするようになった、学んだことを頭の片隅に残せているのかなと感じた。
- 昼食が新鮮でとても美味しかった。
イベントを振り返って 主催団体より一言
今回2回目のプログラムで、前回も参加していただいた方がリピーターとして参加してくださったこともあり、内容を一部変更してプログラムを実施しました。今回は、森の役割について、つかみ取りや農業体験では、きれいな水、おいしい魚や、野菜は森からの恩恵であることを実際の体験をとおして感じてもらい、また実際に森に入り、木を切り、利用することも森を守ることであることを知り、森と自分たちの生活のつながりを少しでも感じてもらえたと思います。また、今回も地域おこし協力隊の方に森林についてのレクチャーや、森の中での間伐見学や玉切り体験も指導していただき、地域の女性たちが地域の食材をふんだんに使った料理を作ってくださり、美味しい昼食をいただきました。今回もたくさんの方のご協力のもとプログラムを実施することができ、参加者も、役場や沢山の地元の方々が関わっていることに、本当に感動している様子でした。今回のプログラムを通して環境について学ぶだけでなく、それ以外にも子どもたちが新しい気づきや興味の広がりを持つきっかけになったように思います。
イベント概要
イベント内容
・里山地域の散策、シカと人のくらしの変化についてのレクチャー
・自然と調和した農法での農業体験(トウモロコシ・かぼちゃの収穫)
・季節の地元の食材を使った昼食
開催場所
- 開催場所:
- 山梨県北都留郡丹波山村
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 木netやまなし
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 丹波山村 公益財団法人オイスカ 関東環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省