イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
募集終了/鳥取県
特定非営利活動法人 未来守りネットワーク
みんなで作ろう海藻米
- イベント名:
- みんなで作ろう海藻米
- 開催日時:
- 2014年5月10日(土)8:30~17:00
活動内容
日野郡日野町の金持(かもち)地区にて、中海の海藻肥料を使った田んぼでの田植え体験イベントを開催しました。まず地元の農家の方から説明を受け、子どもたちは上級生から田んぼに入っていきました。みんなおっかなびっくり「カエルがいる」「きゃー!!」「ヌルヌルして気持ち悪い」と初めての田んぼ体験にたくさんの声があがりました。農家の方のお手本を参考に、横一列に並んで見よう見まねで植えていきましたが、稲をたくさん取りすぎたり、田んぼの中でうまく足が動かせなかったりと大人も子どもも悪戦苦闘。しばらくして慣れると身軽な子どもたちはどんどん先に進んでいきました。初めは田んぼの中を気持ち悪がっていたのに、夢中になって植えているうち気にならなくなったようでした。みんなで協力してあっという間に植え終わると、水路から出る冷たくてきれいな水で足を洗って着替えをし、金持神社まで歩いて移動しました。みんなで「今日植えた苗が無事お米になりますように」「お金持ちになれますように?」と様々なお願いをしました。交流会では、すでにお腹がペコペコ。海藻米(かいそうまい)のおにぎりとお味噌汁を何度もおかわりをしました。最後に農家の方にお礼を言って、秋の収穫を約束して日野町を出発しました。ときおり吹く風が気持ちよく、新緑が青空に映える中で、日野町の自然を堪能した一日でした。
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まずは、田植えの方法の説明です。(一生懸命を聴いていると、右手が勝手に”エア田植え”をしていました。)
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説明の後、上級生から田んぼに入ります。(カエルはいるし、ヌルヌルするし、おっかなびっくり…。入るだけで大騒ぎ。)
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一列に並んで、植えていきます。(お手本を参考に見よう見真似で植えてみますが、ちょっと難しそうでした。)
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コツがわかると、どんどん先に進みます。(最初は、苗をたくさん取りすぎたり、足の運びがスムーズに出来ません!)
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田んぼの隅の方まで、丁寧に植えました。終わった人から、側を流れる冷たくてきれいな水で手や足を洗いました。
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着替えの後は、みんなで金持神社に移動し、順番に神様にお願いをしました。(お金持ちになれますでしょうか?)
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 39人
- うち子どもの人数:
- 20人
参加者の声
- 疲れたけど楽しかった。よい経験ができた。
- 足がなかなか抜けなかったりしたけど、おもしろかった。
- 田植えは難しかったけど、うまくできて楽しかった。
- 子どもでも大丈夫かと思ったが、大成功で良かった。
- 毎年続けてほしい。子どもたちと楽しく過ごすことができました。
- 思った以上に楽しかった。体験型のイベントをどんどんやってほしい。
- 子どもも田植えの体験ができてとても喜んでいた。植林などの取り組みもいいと思う。
- 子どもたちが楽しそうに田んぼに入る姿を見て、現場で実践することの大切さを感じた。このような活動を応援していきたい。
イベントを振り返って 主催団体より一言
中海の海藻肥料をきっかけに、日野町の農家の方と連携することになりました。子どもたちが参加する山での体験型イベントは今回が初めての開催でした。農家の方も大人に田植えを教えるのは経験済みでしたが、子どもたちは初めてのようで、田植えが終わって「子どもに体験させるのも良いな」と感想を述べられたのがとても印象的でした。日頃から子ども達にも「山~川~海」の栄養塩の循環を説明していますが、遊びを通じた実体験で少しずつその循環を学んでいったようでした。
イベント概要
イベント内容
中海(なかうみ)では、異常繁殖した海藻が水質汚濁の一因になっています。この海藻を有効活用した肥料を使い、化学肥料を使用しない有機栽培のお米を作ります。それにより、河川に流入する水の化学肥料・農薬の成分を軽減し、中海の水質浄化につなげます。午前中は田植え体験、お昼はおにぎりと味噌汁を食べながら交流会、午後は豊作を願って金持神社に参拝します。
開催場所と集合場所
- 集合場所:
- 未来守りネットワーク事務所 (鳥取県境港市大正町38 JR境港駅から徒歩5分)
- 開催場所:
- 鳥取県日野郡日野町
実施団体
- 実施団体:
- 特定非営利活動法人 未来守りネットワーク
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 中国環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省