イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/熊本県
特定非営利活動法人 みずのとらベル隊
Eボートで川の観察ツアーと簡単な水質調査体験
- イベント名:
- Eボートで川の観察ツアーと簡単な水質調査体験
- メッセージ:
- 普段上から見ている川で、実際にEボートに乗ってツーリングをしながら、身近な自然の素晴らしさを体験し、楽しみながら環境について学びます!
- 開催日時:
- 2017年9月10日(日)9:00~12:00
活動内容
参加者は3班に分かれてEボートに乗船し、インストラクターの指導のもと、Eボートツーリングを体験しました。乗船前から子どもたちのワクワク感がいっぱい!普段では体験することのできない水面からの景色や自然を目にして大人も子ども笑顔が溢れました。ツーリングをしながら、インストラクターより絶滅危惧種のヒラモやコオホネについて説明を受け、絶滅危惧種と特定外来種(ナガエツルノゲイトウ・ブラジルチドメグサ・ウォーターレタス)との繁茂状況との関連を学びました。またツアー中に3ヶ所で川の水を採取し、上陸後に簡易パックテストを体験。一人ひとりが実験に参加し、興味をもって取り組んでいました。
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笑顔でツーリング
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橋の下の日陰で休憩
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パックテスト用水採取
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 14人
- うち子どもの人数:
- 11人
参加者の声
- Eボートに乗って気持ち良かった。楽しかったのでまたやりたい!
- Eボートに初めて乗り、大変だったけど楽しかった。
- ボートをこぐ体験ができてとても楽しかった。
- 外来種がたくさん川にいるなんて知らなかった。
- 外国から来た水草が日本で増えていることがわかった。
- この川に絶滅危惧種のヒラモや黄色の花もあることに驚いた。守りたい。
- ヒラモは世界で一つしかないと知ってビックリ。
- 水草は他にどんなものがあるか調べたい!
- 今度は魚も調べてみたい。
- 川の水はとてもきれいな所もあると知った。
- これからは家で食べたものをそのまま捨てないようにする。水を大切にする。
イベントを振り返って 主催団体より一言
ツーリング体験場所の江津湖は、日量約40万トンの湧水を誇る熊本市の水のシンボルでもあり、貴重な生態系も有する場所で、今回の体験は参加者にとって、身近な自然を体感できる素晴らしいギフトになったと思います。普段は上から見るだけの河川に実際に入り、水面から水草や陸上を見ながら、今まで知らなかった身近な自然へ親しみを持ってもらい、日々の暮らしのなかで自分たちにできる環境への配慮を考えてもらう機会を提供できました。Eボート体験では、川での活動の安全管理の知識を持った、専門のスタッフが指導に当たり、個人や家族単位ではなかなかできない体験プログラムを安全第一で行いました。希少種や外来種を実際に目にすることで、身近な自然の素晴らしさと問題点を認識してもらい、簡易水質パックテストを通して、普段何気なく使っている水の大切さや、自分たちの暮らしを見つめる機会を提供できました。
イベント概要
イベント内容
・河川観察ツアー:Eボート(10人乗りのゴムボート)を使って河川を観察し、特定外来種(ナガエツルノゲイトウ・ブラジルチドメグサ・ウォーターレタス)の繁茂する現状と、それによる絶滅危惧種(ヒラモ・コウホネ)の現状を学ぶとともにそれらの未来を考え、特定外来種等への対処方法を学びます。
・水質パックテスト:ツアー中に川の水を採取し、ツアーの後に簡単な水質パックテストを行います。
開催場所
リバーパーク 鯰(なまず)の学校 (熊本県上益城郡嘉島町大字下六嘉1559-2)
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 みずのとらベル隊
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 九州環境パートナーシップオフィス
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省