イベントの開催有無や詳細は、必ず事前に各団体にご確認ください。
終了/青森県
特定非営利活動法人 ECOリパブリック白神
白神山地野遊楽校 第2回 森のクラフト~森からの贈り物~
- イベント名:
- 白神山地野遊楽校 第2回 森のクラフト~森からの贈り物~
- メッセージ:
- 私たちは森から多くのプレゼントをもらっています。今回はブナの樹たちが落とした枝を活かして身の回りを飾ってみましょう!
- 開催日時:
- 2017年10月15日(日)13:00~15:00
活動内容
開会式の後、ガイドさんをリーダーとしてグループに分かれて、推定樹齢400年以上といわれるマザーツリーへと向かいました。道中では、食べられるカタバミの葉やブナの木の見分け方、周辺には「熊の住みか」が沢山あることなど白神山地についていろいろなことを学びました。マザーツリーでは、参加者の方が幹に触れたり、親子で記念撮影をしていました。「マザーツリーはパワースポットと言われているが、樹齢400年以上で、おばあちゃんの樹なので触れると精気を吸い取られるという話もある」という話をガイトさんから子どもたちが聞いていました。その後「岩木山・尾太岳(おっぷだけ)展望所」で記念撮影をして津軽峠駐車場へと戻り、クラフト作りを開始しました。今回はブナの樹の枝の輪切りを利用して、ペンダントを作りました。ガイドさんが予め用意して下さった沢山の「輪切りにしたブナの枝(紐を通すための穴を開けたもの)」の中から、各自気に入ったものを選び、四角い木片にサンドペーパーを巻きつけて擦りました。長さを調節できるように結ぶのですが、この結び方が難しい!ガイドさんと同じ方向を向いて、皆、何度もチャレンジしていました。プログラム終了後の閉会式では、振り返りや感想発表の後、子どもたちに白神山地野遊楽校の修了証書を渡しました。みんな白神山地の自然や森の恵みを忘れないでね!
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大きい!マザーツリー
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ブナの枝の輪切りにヤスリかけ
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長さを調節できる紐の結び方にチャレンジ!
参加人数
- 参加人数(スタッフを除く):
- 40人
- うち子どもの人数:
- 20人
参加者の声
- これまでに数回参加していますが毎回新しい発見があり、子どもたちも楽しんで自然を学ぶことが出来る。
- ガイドさんが変わると教えて下さる内容も変わるので何度来ても楽しい。白神の自然と人工物の少なさが素晴らしい。
- 自然豊かな中でクラフト作りが出来て、子どもは喜んでいた。
- 青森の鉱山の話は興味深く、マザーツリーは初めて見たので感動した。
- 秋の白神山地での活動はとても気持ちが良く楽しかった。植物や山の知識も教えていただき、大人になっても子どもは覚えていてくれると思う。
イベントを振り返って 主催団体より一言
【子どもたちの様子】
津軽峠からマザーツリーや岩木山・尾太岳(おっぷだけ)展望台までの散策の道のりで、ガイドさんの様々なお話を聞いたり、カタバミの葉で10円玉を磨いてみるなどの体験を通して、白神山地の自然についていろいろなことを学ぶことができたようです。散策後のクラフト制作では黄葉の綺麗な良い景色の中、子どもも親御さんも一緒に作業する姿が見られました。
【様々な関係者との連携・協働により得られた成果】
普段中々体験することが出来ないことを参加する方に体験していただけることも、ガイドをお願いしているエコ・遊さんとの連携による成果と思います。第2回目に関して、弘前市や西目屋村から後援をいただくことが出来ました。過去のGreen Giftを含め以前から連携・協働して白神山地親子自然体験プログラムを実施してきた経験の積み重ねによる効果だと思います。
イベント概要
イベント内容
推定樹齢400年以上のマザーツリーに会った後、ブナの枝を輪切りにしたものを使用してクラフト制作を行います。水は生命の源です。ブナの森は天然の水ガメと呼ばれ、保水機能に優れており、ブナの森に蓄えられた水は、川を通して私たちの飲料水となり、田んぼや畑を潤し、沿岸部の魚介類や海藻類に栄養分を与えます。少しだけ森の恵み(ブナの枝)をいただいて、クラフト制作を行いながら、森の恵みについて学びます。
開催場所
津軽峠、マザーツリー
※ 雨天時はアクアグリーンビレッジANMON(青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添417)で実施します。
実施団体
- 主催:
- 特定非営利活動法人 ECOリパブリック白神
- 共催:
- 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
- 協力:
- 東北環境パートナーシップオフィス 有限会社ヒーリングエコツアーPROガイド エコ・遊
- 協賛:
- 東京海上日動火災保険株式会社
- 後援:
- 環境省 一般財団法人ブナの里白神公社 一般財団法人白神山地財団
弘前市 西目屋村 東奥日報社 陸奥新報社